諸々、雑感 / 机上レッスン⑰

 昨日は出がけにスキー場から悪天につき営業休止の連絡があり、急遽休みとなりました。用事を足しに行こうかと思いましたが、休日なので用も足せずで終日家でグダグダしてました。天気も悪かったですしね。
 午後から、平井さんの家に行ってみると在宅しており、カモシカ調査の進捗状況などを聞きに行った次第です。定点観測という、一定の場所でカモシカの行動を調査するという項目があるのですが、雪が無いのでそれが難しいという事でした。なので、結果的にカモシカを発見できず、という報告をするしかないだろう、など話をした次第です。
 この間の浅草岳に行った時も、カモシカの痕跡は乏しく、替わってウサギの足跡はたくさんありました。これは雪が少なく、ウサギにとっては餌摂りが容易で、隠れ場所にも困らないという事でしょうか。そのせいか、この間、白崩林道の白崩滝近くの区域でテンを見かけましたが、慌てて逃げるでもなく、ゆっくりと私の近くまで歩いてきて藪に潜っていきました。ウサギの捕食がままならず、空腹なのかもしれませんね。
 小雪の影響かユキツバキの葉も枯れかかっているものがありました。ユキツバキは本来寒さに弱いのか、雪の下で生活しますが、雪が無いため雪の覆いが無く、寒風にさらされ結果枯れてしまっています。 
 さすがに、夏鳥はやってきていませんが、いつもは残雪の3月終わりごろから4月にかけて沢筋でミソサザイの美しい声を聴きますが、今年は真冬の春らしい雰囲気の日にかなり聞こえたことがありました。自然の中の生き物も判断に困っているのでしょうね。


 この間、21日に浅草岳に行ってきましたが、浅草岳山頂直下から前岳までの間が雪が少ないので、割と高低差があることに気づき、シールを着けたままで山頂から滑走しました。シールを着けたままの滑走は難しく、ノーエッヂに近い感覚で、しかも滑りにくいですから、怖いです。そういう時にはボーゲンで滑るか、超ワイドスタンスで体ごとくるくる回しながら滑走するか、安全が確保されていればテレマークポジションで直滑降が良いのですが…。
 そんな感じで滑っていると、すごいかっこ悪いなぁ~と感じることがままあります。しかし、安全第一を考えるとかっこ悪さもかっこいいという事なのですよね。慣れない方が山スキーをされるときに、広くスキーを開くのは、重い荷物を背負い、バランスよく滑走するための究極の選択であり、基底面積を広くするためにスタンスを広くするというのは実に理にかなっているのです。
 山スキーでもかっこよく滑りたい!というスタンスはよくわかるし、自分もそうなんですが、心のブレーキはいつでもかけれるようにしたいものです。ですから、条件が良ければかっこよく、そうでない場合はカッコ悪くても安全に。という事でしょうか。

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この記事へのコメント

鰤鯛鱒鮎
2020年02月24日 09:56
 ツアー中の登り返しにはウロコ付きのテレマークスキーが便利です。シールを使わなくてもジグザグに登ってゆけばいいし。守門大岳の長峰や守門黒姫の下黒姫沢、越後駒ケ岳の道行山から柳沢なんかの登り返しもラクチン。
 さて、昨日は悪天候という事もあり温故知新でステンマルクのロングターン(旧スキー、全身を使った積極的加圧と角付けによる加速が素晴らしい)と植木さんのアルペンシュテム(旧スキー、外足を踏み込まず新雪と喧嘩しない低速域での実践技術)を対比して見ています。

 ステンマルクのロングターン https://www.youtube.com/watch?v=wveN5FvIG2g
 植木さんのアルペンシュテム https://www.youtube.com/watch?v=93sB9Q4gj7w

 個人的には締まったバーンを旧タイプの2m物のGS板(非カービング)で(ステンマルクになったつもりで!)ロングターンするのが大好きなのですが、山スキーの場面で遭遇する「越後の悪雪・くされ雪」には「ワイドスキーと植木さんのアルペンシュテム」が有効だと感じています。しかもこのアルペンシュテムを前後展開すると、ノーステップ(踏まない)テレマークターンになり、細板革靴の道具立てにも十分応用可能です。
 一方で奴凧と揶揄されることもある現代のカービングスキーですが、これはこれで腰と膝への負担が大きいと感じています。細板革靴(+ウロコ)、軽くていいですよ。
asai
2020年02月24日 17:56
鰤鯛鱒鮎さん、こんばんは。
シールを剥がしての登り返しは、過去に丸倉山(田代山のの向こうの名無しピーク)から福島県側に滑走した後、小一時間の登り返しの時に使ったのみです。できればこれはあんまりしたくないので、ステップソールは良い道具だと思います。
昨年もお貸しいただいたステップソールでネズモチ平と白崩沢あたりのカモシカうっちんぐでそこら辺を闊歩し、ほど良い斜面でチマチマと滑走を楽しみました。ああいうちょこっとした斜面を楽しめるのはステップソールの利点ですね。

植木氏の動画は以前も貼っていただき、見させていただきましたが、時代的にもSAJで谷開き系の、ピボットターンの導入に似ている気がします。

動画のステンマルクの長い板でのしなりは、やはりいいポジションにのっていないと無理ですよね。また、くびれていないウエストであるがゆえにダイナミックに上下動を用い、内傾軸を作っているようです。

私はRが11と17なんていう板をアルペン用に使ってますが、11は腰に来ます。慣れればどうってことはないですが、腰に来ます。そして、テレは腰に来ません。腰に優しいのはテレで間違いないと思います。

鰤鯛鱒鮎
2020年02月24日 18:29
 今日(2/24)はお昼頃から青空が広がりましたので、トレーニングも兼ねて近場でBCクロカンに乗ってきました。少雪のため貯水池には沢山の鴨が居ました。真っ白に輝く守門大岳、袴岳、浅草岳、北岳、太郎助山、毛猛山、百字が岳、檜岳、未丈ケ岳、越後三山などの眺望を満喫。そう言えば県警のヘリ?が昼過ぎに小出方面で飛んでいったようですが、遭難事案があったのでしょうか?
 しかしYAHOOニュースのコメント欄は酷い。遭難したくて遭難する人はたぶん居ないのに、(おそらく)PCで得た知識を以って上から目線で非難する人が多数。「迷惑だから山に行くな」という(たぶん関係の無い)方の意見もありますが、どうしたものかな・・と思います。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200223-00010000-nbstv-l20

 三連休と悪天候が重なれば、特に遠征組にとっては山スキーの条件は厳しくなる。でも、仮にそうだとしても、雪国に生まれ・雪国に生きる地元組の我々は尚更「雪山を滑る経験と技術を維持しつづける必要がある」と思います。実際身近で、遭難者の救助・救命に繋がった事案もありますし。
あさい
2020年02月25日 05:23
 鰤鯛鱒鮎さん、おはようございます。
 貯水池というのはよくわかりませんが、大池小池あたりの事でしょうか。
あの一帯は杉の植林地も多かったと記憶していますが、たおやかな斜面があったりで良さそうな地形ですよね。
 雪が少ないがためのトラブルは、今後もあるのではないかと思います。なので、一人での山行は特に難斜面には注意するか回避するかですよね。

 長男も数年前からBCをやってますが、この連休も予定をしていたみたいです。が、一か所行ったのみのようです。
 年をとらないうちに、いつかは同じ斜面を滑走できることができれば…などと想像だけはしております。

 
あさい
2020年03月01日 04:59
気持ち玉、ありがとうございます。