テレマークスキー⑩

昨日は、カモシカ調査ではなく、勤務仕事の関係で半日強山歩きをしてきました。良い天気で、かなり汗をかきました。
 雪は腐り、こんな雪質の時は太い板が良いんでしょうね。理想であれば、その場その場に応じ、適正なギアを調達し使いこなすことができればいいのですが、すべて上から下まで同一の条件ではありませんから、難しいですね。
 自分は、テレマーク板は2本ありますが、ほぼ同じ太さです。よって、有るものを使って、技術の引き出しを広げていくしかないかなと思っています。

平地では、ムクドリもやってきていました。
破間川ダムの湖面には、オシドリの群れと、キンクロハジロが居ました。長閑な昼下がりで、早めの移動でも考えているのでしょうか。



前回はテレマークターンの初歩的なものからテレマークターン基本形の話をさせていただきました。
 今日は、テレマークターンを解体し、それぞれの外足、内足の使い方などを書いていきたいと思います。
 テレマークターンの基本形で、ターン後半内スキーの踏み付けを強め、ストックを突き、そのまま内スキーを踏みつけながら次のターンへと入っていきます。結果的にそこで外スキーと内スキーの入れ替えが行われますが、あまり次の内スキーの圧を早く使うのではなく、ニュートラルなポジションの時間をたっぷりとり、フォールライン手前あたりから内スキー荷重を強めていきます。ですから、ターン開始は外スキーで入り、徐々に内スキー荷重を強めていきます。
 荒れた斜面や、少し起伏のある斜面などでは外スキーで探りを入れ、なるべく早く内スキーに荷重を加えるとよいでしょう。

次回は、外向外傾姿勢の必要性と必要でない場合などについて書いていきたいと思います。

カモシカ調査 他&テレマークスキー⑨

 朝、お客様の朝食準備を済ませ、天気も曇り気味でしたがカモシカ調査へと向かいました。
 場所は大原スキー場跡左側方面で、プチテレツアーでよく行くところの途中まで。相変わらず雪は少ないですが、それでも多いところはそこそこあります。
 カモシカの足跡を発見し、沢筋をうろうろした痕があったので何を食べているのか観察しに行ってみました。一か所目はチシマザサの葉でした。
普通、今の時期には食べることができませんが、この小雪で食べることができているようです。次の痕跡は、樹木のミズキの小枝部分含めた冬芽を食べた痕跡がありました。ミズキの木は柔らかいので食べやすいのでしょうか?ただ、この木はイマイチ私は匂いがきついので好きではありませんが。
 どうせカモシカは見ることができないし、ちょっと一息入れようと足を止めると、大雲沢から穴沢地区に向かう農業用水路トンネルの平地畑ピークにカモシカが立っていました。
 そこで軽く食事を摂りつつ、眺めながら観察し、形状やツノの状態、色などをメモしました。専門的な望遠鏡などを所持している方々は、もっと詳しく観察できるのですが、私の手持ちの10倍双眼鏡では無理です。
 観察中に、杉の花芽を食べにシジュカラ、エナガ、カワラヒワなどの群れもたくさんいて、とても賑やかでした。


テレマークスキーに限らず、アルペンターンでもプルークボーゲンの練習はとても良い練習方法の一つです。しかし、私本人もそうなのですが、あまりやりません。本来であれば、まず一本、途中で止まり止まりしながら基本練習を行い、実践的な練習に入るのが良いのでしょう。
 今回、テレマークスキー上達に関わるプルークボーゲンは、適度な外向傾姿勢と、脚の曲げ伸ばし、外スキーへの初歩的なずらしによる荷重移動。このようなことがメイン練習となります。あまり、弧を描くことを意識せず、斜め横に向かって体ごとズレ落ちていく感覚を身に着けることにより、オーソドックスな荷重移動のタイミングと上半身と下半身の逆ひねりを学ぶことができます。この初歩的なプルークボーゲンを基礎とすることにより、ターンのメカニズムを知ることができます。ただ、プルークボーゲンとテレマークターンは別なものであり、プルークスタンスからテレマークスタンスへの移行という部分では無理があります。ですから、テレマークターンにおいてのプルークボーゲンの立ち位置は、あくまでも外スキー荷重のタイミング・外向外傾など、体の使い方のチェックになろうかと思っています。
 とかく、一般的なイメージはアルペンスキーとテレマークスキーは相反するものというイメージがありますが、その根底には元は皆プループスタンスから始まったと言われています。極端に言うと、正しいプルークボーゲンをマスターすれば、よいテレマークターン、あるいはよいアルペンターンが可能だという事です。 次回は、「テレマークターンの解体」について書いてみたいと思います。

なにかありましたら、またコメントいただければと思います。

テレマークスキー⑧

 昨日は緩い斜面で初歩的なテレマークターンの練習をイメージし、書いてみました。今日は、そこから少し発展させた、テレマークターンの基本形という段階までやっていきます。
 一つ目にイメージすることは、ターンを行いながら荷重を加えるという事、つまり脚の曲げ動作の動きです。そこから今度は次のターンに行くわけですが、その時は脚を伸ばしながら入っていくというイメージとなります。曲げと伸ばしの時間的なイメージは、曲げ時間を長く取れば、大きめのターンになります。
 二つ目のイメージは、ストックワークの連動です。曲げながらターンを行う際に、ストックを構えながら行いましょう。具体的に説明します。たとえば、右ターンから左ターンに行く場合で説明します。さらに詳しく言うと、右ターンは左足が外足(前足)、右足が内足(後ろ足)となります。脚を曲げながら体重をかけ、右方向に曲がっていきますが、その時に左手のストックワークを意識し構えながらターンします。ストックを突くタイミングは、個々で違うので何とも言えませんが、スキーヤーがターンをし、もっとも圧力が加わった時(ターンのマキシマム)から、次のターンに行きながらストックを突く、というタイミングになろうかと思います。
 三つ目のイメージは、二つ目のイメージでストックを突くタイミングを説明しましたが、一つ目のターンで最終的に踏みつけている足は右内足となります(後ろ足です)。その右足を踏みつけながら、今度はその足でそのまま伸ばす動作にはいっていきます。つまり、ストックを突くタイミングも右足に体重を移動させ伸ばし始めると同時に突くといったタイミングになろうかと思います。もちろん、個人的な差異があるので、一概にストックを突くタイミングはこうでなければならないというのはありませんがおおむねそんな感じで突いていきます。
 四つ目のイメージは、以前説明させていただいた横滑り系の技術をここで使っていきます。つまり外向外傾の姿勢を意識するという事です。
 上半身の外向きを保つことで、スキーは横ずれを起こし、より安全に滑走可能となります。この外向外傾姿勢が、昨日説明させていただいた、ごく初歩的なテレマークターンとの違いとなります。このテレマークターン基本形では体の外向外傾と脚の伸展、荷重ポイント、ストックワークをある程度把握していただくことが大切かと思います。これがある程度できれば、およその斜面でも対応できるからです。
 次回は、ちょっと戻って巧くなるための超地味連(テレマークスキーでもプルークボーゲンはとても大切!みたいなお話)を書いてみます。

天気いいみたいですね。&テレマークスキーポイントレッスン⑦

 天気良さそうですね。なんだかそわそわしてしまいますが、今日は封印して仕事します。
 そう言えば、もう大分前からカワラヒワを見かけていましたが、ずいぶんやってくるのが早いようです。カワラヒワは渡り鳥ではなかったと記憶していますが、冬は雪のない方へ移動するタイプの野鳥だったと思います。
 そう言えばムクドリもやってきてもいいはずの季節になりましたが、彼らは未だのようです。雪が少ないとはいえ、生き物たちはある程度の気温にならないと本格的な活動をしないのでしょうね。


テレマークスキー編に入って、もう7回目となりました。
 昨日、最後の方で書きましたが、今日は初歩のテレマークターン過程をお伝えしていきます。
 まず、何回か目の回で説明したように、テレマーク姿勢で斜め前方に横滑りができるようになり、それを左右できるようになれば、テレマークターンの初歩的なものになるといったことをお伝えしてきました。ただ、別な方向に行く場合に、谷まわりからフォールラインに落ちていくなどが難しく、アルペンスキーを相当経験された方でないと出来ない場合があります。
 今回は、なるべく緩い平滑な斜面を利用し、谷まわりを意識する必要のない浅回りターンの練習を試みていきます。
 まず、直滑降をテレマーク姿勢で行います。次に上下運動しながら脚の入れ替えを行います。しっかりと後ろ足を踏めていることを確認しながら行ってください。次に、ほんのわずかに前足はインサイド側、後ろ足側はアウトサイド側を意識し、体重を落としこみます。ラフに体の重みを板に預けるといった感じで構いません。ここでほんのわずかにスキー板が曲線を描きはじめればそれでまずはOKとなります。あまり深く回し過ぎないようにします。このまわし過ぎというのは、板に圧を加える時間を多くしないということになろうかと思います。
 ある程度、曲がってきたらそこで板に対しプレッシャーをゆるめます。板への圧を脚を伸ばしながら緩める同時に、脚の前後入れ替えを行い、板は再びフォールライン方向へと向いていきます。再び今度は逆の方向へとターンしていきます。
 この段階では、まだ外向傾は意識する必要はありません。ある程度、体ごとターン方向へと向いていたとしても、それはそれでOKです。まずは、脚を入れ替えて、逆方向へ曲がっていくという動作の連続を意識してください。
 脚の入れ替えという技をマスターすれば、アルペンパラレルターンより早くテレマークターンが可能かもしれません。

明日は、ベーシックテレマークターンの練習をしていきます。 

もう3/6&テレマークスキーワンポイント⑥

 昨日から今日にかけて、降雪がある程度予想されていましたが、大したことはありませんでした。
 昨日は、その前の残務仕事や書類関係の雑務をしつつ、暢気に過ごしました。カモシカ調査にもまだ出る必要があるのですが、昨日の天気では無理でした。


今日は、テレマークスキーのスタンスと姿勢&時間があれば初歩的なテレマークターンに付いて書いていきます。
テレマークスキーレースにおいては、ブーツ1個分の前後スタンスがターン中に規定されていたのではないかと記憶しています。もちろん、私たち一般テレマーカーはそのような規制はありませんから、条件に応じ、スタンス0から目いっぱい開き切るまでの範囲となろうかと思います。
前後スタンスが0の時が、一番強いパワーを発揮できますが、バランスの難易度は一番高くなります。スタンスを広げれば広げるほど、バランスは良くなりますが、逆にエッヂングが弱くなり、筋力的な負荷も大きくなりますね。
 一般的に言われている、あるいは自分でも心掛けている基本的前後スタンスはブーツ半分です。実際のターン中には、ブーツ2個分くらいにまでなる事は普通にありますが、それ以上開くことは稀ですね。
 足裏の意識としては、テレマークを意識し過ぎると、爪先に近い部分に荷重するというイメージがありますが、バックルをあまり締め過ぎないレベルで土踏まずから爪先の全体を踏む感じを意識した方が良いかと思います。結果としては、母指球から爪先までという感じになろうかと思いますが、あくまでも前後スライドさせた結果、「止む無く踵があがる」、というイメージを持つことが大切かと思います。
 以前、ソウルスライドというテレマークスキー雑誌(今でもあるかどいうかは不明)があり、付録にDVDが付いていたのですが、その中で餌取氏のパウダー動画のコーナーがあったのです。新雪のトレーニングとして、餌取氏推奨のバックルを緩くし、バスケのシュートをイメージするとよいでしょう!みたいな言い方をされていましたが、あれは割といいイメージだったのを記憶しています。たしかに、あれをイメージすると後ろ足の適度な荷重をしないといけませんし、イメトレにはいいトレーニングだと感じました。
 私の話でまたまた恐縮ですが、21から本格的に基礎スキーに取り組み、すでに40年もどっぷりと基礎業界に居ますが、テレマークスキーを学び始めたのは、49でした。ですから13年目でしょうか。
 長くやっていたジャンルはアルペンスキーです。基本姿勢は前傾姿勢というもので、今では突っ込みどころはまさに全開ですが、昔は突っ込め!とか、前に、前に!などと言われていた時代がありました。
 2007年からテレマークスキーを始めたころ、冬は湯沢高原に教育旅行のイントラでよく頼まれて行ってましたが、イントラ業務が終わった後テレ練習をしたものでした。やはり、長くアルペンスキーをやっていたので、前傾姿勢が癖になっていて、前乗り過多でよく前転しまくりました。あんまり豪快に転んで、金具が外れたこともありましたね。このため、テレマークではアルペンポジションよりもほんの少し背骨を起こしたフォームを意識して滑りました。アルペンターンの経歴の長い方がテレマークスキーを行う場合は、このように体を幾分起こし気味にするとよいでしょう。
 ということで今日は長くなってしまいましたので、初歩的なテレマークターンはまた次回にいたします。

なにかありましたら、お気軽にコメントいただければと思います。
 ps:昨日、ひさびさに「ゆきむし2002」(昔のビデオ)を見ましたが、石木田さん、鈴木さん、阿久津さんなど巧いですね。基礎スキーの動画は、勉強のために見ますが、テレの動画は勉強になるし何よりも面白いです。

テレマークスキーワンポイント⑤ 他(自己流スキーは自分の引き出し)

 昨日は終日家に篭り、厨房仕事や掃除をしておりました。久々の家業でした。これからどんどん仕事ができると良いのですが。
 作業が一段落したので、残り物をもって平井宅に訪問しました。今年は家にいることが多く、薪をたくさん燃やしたので、在庫が少なくなってしまったとのことでした。
暇なうちに、雪も少ないので、薪を調達しに行かなくては、などと言ってましたね。  
 私は今日明日あたりに、家業の書類関係やカモシカ調査の関係などの確認を行いたいと思っています。


昨日のテレマークスキーワンポイントレッスンの最後で少し触れましたが、自己流の方の陥りやすいテレマークスキーの事を少し書いてみたいと思います。
 一つは、前乗りですね。前足乗りと言った方がいいでしょうか。以前、大原に来ていた方にそんな方がいて、黙々と練習をやっているのですが、ずっと前乗りのまま練習をされていました。
 テレマークスキーを初めて扱う方に多いのは、「テレマークスキーは踵を上げなければならない」という暗黙のルールに縛られるからだと思います。よって、取りあえず踵を上げるべきだという先入観でいっぱいになり、前足過重でバランスを取るという結果になるのだと思います。
 テレマークスキーはヒールフリーではありますが、基本的には踵をつけて滑っても何ら問題はありません。整地された斜面であれば、アルペンターンができる方であれば、踵を上げなくても滑れるでしょう。しかし、条件が悪くなるとアルペンターンでは対応できなくなります。そこで、前後のスタンスを取り、バランス保持に勤めた結果として、踵がフリーですから、フリーな部分が上がってしまうという現象に過ぎません。
 アルペンスキーポジションで横滑りを行い、その重心を動かさずに両スキーを前後にスライドさせてみるとよいでしょう。アルペンポジションで重心がほぼ一点(一点というとちょっと語弊がありますが、テレマークスキーと比較してという意です)だったものが、前後に分散し、バランスが保持できます。その結果、形態として後ろ足の踵が浮いている、という状態を確認できるでしょう。なおその時、後ろ足の過重点は小指側の小指球に辺りになっていることを確認してください。この横滑りを左右できれば、初歩的なテレマークターンになります。
 あと、陥りやすい形態としては、やはり後ろ足を曲げ過ぎる方が多い気がします。当然曲げが深くなればなるほど、次のターン動作が遅れ気味になりますし、こと、小回りターンでは次のターンきっかけが遅くなるので、結果、上体を振り込んでしまうという結果にもなりかねません。


上のレッスン内容の冒頭で、「自己流云々」という事を書きましたが、自己流そのものは悪ではなく、むしろ逆だと思っています。1スキーヤーが、たとえ傍から見ると変な動きであっても、本人はそれを今の自分の技術として使いこなしているわけであり、それはそれでその人の確固たる教程なわけです。自己流の不利な点は、言ってみれば無駄な動きにあるという事であり、その無駄な部分を省いていく、あるいは、プラスしていくという操作をすれば、おのずと合理的な滑りができ、楽な滑走が可能という事にあろうかと思います。
 私自身も、スキーを始めた小学生の頃から、21歳ごろまでは自己流で滑っておりました。その中で、自分なりに研究し、シュプールを確かめ、ああでもない、こうでもないと、まるで雪上ひきこもりのように孤独でありながら楽しくもありました。ですから、浦佐スクールの研修生になるまでの下地は自己流であったわけであり、それが基礎となっていることは確かです。
 浅草岳スキーツアーのご参加の方々も山スキーの大ベテランがたくさんおられます。その方々は御自分の基礎スキーを知っており、自分流教程を脳内に保持しているのです。そういう方々に「あなたの今の滑りはちょっとあれですよ」的な教えの押し売りはタブーというものです。
 自己流を極めれば、それはそれで極めの道となるのです。しかし、「でも、もうちょっと気持ちよく滑走できればなぁ~」などと少しでも考えていらっしゃる方のヒントになれば…という事でこういった試みをさせていただいております。

ちょっとしたことで心を奪われる&テレマークスキーワンポイントレッスン④

 昨日、昼頃から久々に小出に仕入れに出かけようと車で道を走っていると、なんと、アトリの大群が道路を横切っていました。よく確認する暇はありませんでしたが、アトリで間違いないと思います。かつて、4月ごろ、家の周辺に残雪のなか、アトリの大群が押し寄せているのに遭遇したことがありました。何百羽のその数は壮観だったと記憶しています。
 そういう、ちょっとしたことに出会うと、心の中に巣食う嫌なことも忘れ、自然の壮大さに目を奪われます。


今日はテレマークスキーの過重について書いていきます。
 指導員受験の際に、横滑りと直滑降での脚の入れ替えという種目が有るのですが、双方とも、後ろ足荷重をされているかどうかという評価基準がありました。故に、テレマークスキーではターン中は後ろ足荷重がなされている必要があるという事です。つまり、アルペンターンで右ターンの時には左足外足となりますが、テレマークターンで右ターンの場合は、右足の後ろ足荷重という事になり、荷重の足がアルペンと逆になるという事です。この、荷重足の相違は、アルペンスキーとテレマークスキーの最も異なる部分です。 
 で、ここらへんで多くの方々が、テレは難しい、という思い込みを感じてしまうのでしょう。しかしながら、普通に私たちが地面の上を歩いたり、走ったりするときに、踵はフリーとなっています。もともと、ノルウエーのテレマーク地方の移動手段として発祥したスキーがスキーの原点であると言われ、当然歩くときには踵がフリーなっていないと歩けません。さらに坂道があれば、そこを滑走することもしなければならず、そこからプルークやらテレマークターンが発明されたのです。そのことから、テレマークターンには長い年月の歴史があり、生活の一コマになっていたという事でしょう。
 テレマークスキーはヒールフリーであるため、アルペンポジションでも条件が良ければ問題なく滑走できますが、斜面が荒れていたり、凸凹があったりした場合は、前後差を取りバランス保持をしなければなりません。その際に、体の軸の真下に後ろ足があり、おのずと後ろ足荷重をしないと前後差を維持できないのです。
 では、後ろ足をどの位意識しなければならないかというと、スタンスにもよりますが、6対4から7対3くらい、あるいは半々という事もあります。これも、ターン中すべてこの割合で荷重するかと言えば、そうではなく、条件が良ければフォールライン手前あたりからテレマークポジションでも間に合うと思います。
 次回は、テレマークスキーに対しての勘違いについて…。みたいな内容で書いていきます。これが結構多いようなので。

雑感&机上テレマークスキーレッスン③

 昨日は、ひさびさに勤務先へ出勤。浅草山荘前の公園の見回りと樹木のチェック、決められた写真撮影場所にて、管理用の写真を撮りこんで午前中は終了。
午後も、雑用を言い渡され、夕方まだ終わらずで昨日は終了。
夜から体調が悪く、今日は外仕事はお休みさせていただき、明日小さな家業の仕事が入ったので、その準備でも出来ればと考えています。 




㉓からテレマークスキーの話に移行しております。
 一昨日は須原最終日で一つのリフトに集中していたので、多忙でした。そんな中、たまにテレマーカーに会えるとやはり嬉しくなります。暇な大原の時は、いちいち話しかけていて、NTNを使っている方に「どうですか?」などと声かけさせていただいておりました。
 前にも一度来たことのある中学生の男の子二人のうち一人が、スカルパブーツとG3でした。子供のテレマーカーは見たことがなく、感動でした。たまたま立ち番(リフトの乗車係など30分おきに係が替わるシステム)でしたので、一言二言声かけさせていただきました。しかし、係の交代がいろいろあるので、彼の滑りを見ることができず、残念でした。イケメンで、ウエアーセンスもばっちりで是非見たかったのですが残念です。
 最終日は午後から山頂勤務でした。顔は覆いモノで良く見えませんでしたが、たぶん若い青年だったと思います。幾分ロッカーでウエストが広いタイプの板で、ブーツはスコット、ビンディングはなんでしょうね、ケーブルビンディングには間違いなかったのですが、なんという製品なのかは不明です、頑丈そうな用具でした。その青年は、基本的な姿勢など無理のない滑りをしていましたし、朝から3時ごろまで休みなしに滑走していました。
 さて、いよいよ本題に入りますが、テレマークスキー編ではアルペンスキー編に較べてラフな感じで進めていきたいと思っています。前回で述べたように、イージーさがテレマークスキーの売りでもあるので、そこら辺から始めていきます。
 アルペンスキーは、左右の脚をそれぞれ同時にズレさせていかないと初歩的なパラレルターンになりません。一方、テレマークターンは前足が次のターン方向に一歩踏み出した状態になります。つまり両足ごと迎え角を作るのではなく、片方づつ、探りを入れながら次のターンに入っていくわけです。一方の後ろ脚は、角を立てず、そのままフラットを意識すればおのずと前足と同調し、同じ軌跡を描くはずです。 
説明がだいぶ遅くなりましたが、テレマークスキー用語で「前足」「後ろ足」という単語が出てきますが、そのものズバリで、前に出た足を前足、後ろに引かれた足を後ろ足と読んでいます。これはアルペンスキーの外足、内足と類似しています。
 一人の人間が、テレマークターンを行うために前足を踏みつけながら迎え角を作りターンを開始すれば、後ろ足もそれを追いかけざるを得ないという状況になります。言い変えると、緩い斜面を滑りながら右に歩き、少し曲線を描いたら、「気を付け!」の姿勢(ニュートラル)、その後左に滑りながら歩く、→ニュートラル→右に歩く→ニュートラル→左に歩く。この連続がテレマークターンの初歩となります。
 もちろん、最初から連続のターンを追求する必要がないので、緩い、斜行系の斜面から両足が時間差でズレ落ちる感覚から身に着けていけばいいでしょう。
 ゆくゆく上体の外向外傾姿勢は必須なモノとはなりますが、初歩的なレベルでは体ごとターンの方向に向いていて構いません。あた、後ろ足荷重を過度に意識する必要はなく、両スキーに同じくらいの過重を意識するようにします。

なにかありましたらお気軽にコメントをお寄せください。

雑感&机上テレマークスキーレッスン②

 昨日で須原の営業は終わりました。今年から大原から須原にお世話になっているのですが、須原フリークが多いですね。たくさんの常連さんによって成り立っているスキー場であると感じました。小雪もあり勤務することができませんでしたが、こんなスキー場だったんだ、と色々知る事が出来た気がします。

さて、昨日から一般的なアルペンスキー編(中級者レベルを対象)から、テレマークスキー編へと移行しております。
実は、テレマークスキー指導員を受験する際に、学科試験があり、テレマークスキーの歴史だとか、理論、安全、指導員としての責務など、いろいろ勉強いたしました。しかしながら、せっかく勉強したにもかかわらず、この絶対的なニーズの無さに笑いさえこみあげてくるという状況なのです(苦笑)。と、また横道に逸れてしまいましたが、その理論の中にテレマークスキーの利点という項目があったのを記憶しています。①ロングホイルベース②ターンがイージー③ターンの楽しさ④ストロークを長く使える、などの項目があったと記憶しています。①のロングホールベースというのは、アルペンスキーと違い、踵がフリーであるために左右と前後にバランスを分散しないといけないという、逆に不利な部分もあるわけですが、小さな起伏などをクリアするシチュエーションでは、それが良い方に作用するという部分での利点です。ただ、むしろこれは利点というよりも、起伏のある場面を滑走する際には、前後にスタンスを長くとらないと難しいという事だと思います。②のターンがイージーというのは、簡単という事なのですが、2本のスキー板をそれぞれ分散させてずらしていくので、ターンのきっかけが掴みやすいという事になるのでしょう。言い方を変えると、外スキーを先に動かせるので迎え角が簡単に作れてしまうという事だと思っています。③の前に④のストロークの長さという事について少し。これはアルペンスキーの踵固定用具に対し、蛇腹で足指先の関節を曲げることができ、かつ、踵がフリーであることから、ほぼ直立姿勢から大きくしゃがみこんだ低い姿勢まで有効に使えるという事です。これは利点というよりも、ロングストークを活用し、前後の開きを大きくした場合に、結果的に低いポジションになるという形態上のものであり、利点と言えるかどうかは疑問ですが。
 ④。ターンの楽しさ。私的には、これが一番ではあるまいか?と思っています。
 2016年冬から、技能検定のレベル2レベル3を取るために練習、そして合格し、2017年には、ふたたび指導員検定にチャレンジするも×。ようやく2018の春を迎えるという、ここ数年は苦行の連続でした。一方で、スキーツアーで先頭を滑走となるとテレではなかなか厳しいものがあります。そんな折、昨年大原で、ある程度滑れる子供たちを教える機会があり、テレ板でレッスンに出ました。雪は少し湿った滑走性の良い雪質。前足で雪面とコンタクトをとり、後ろ足で荷重しつつ雪面を捉えていくありさまは、まさに「スーッと行く」感じです。このソフトで、食パンで言うならば「生BREAD」な味わいとでも言いましょうか。癖になる足の感触ですね。まさにスキーにおける「合法麻薬」的な世界です。ですから、これを具体的に説明すると、やはり操作してるよなぁ~という感慨ですか、右足君と左足君がそれぞれに役割分担しながらターンを組み立てていく、絶妙感みたいなものの虜になるのです。
 前足で次のターンを模索し、後ろ足に「これなら行けるぞ」的に様子を伝え、後ろ足はターンを締めくくっていくという風な、ひとつのターンにそれぞれのストーリーが織り込まれているのです。アルペンスキーに「なんかなぁ~」と感じている方には、(ちょっと古いですが)、「今でしょ!」ですね。
 という事で、なんか悪乗りしてしまいましたが、こんな感じで書き進めていきたいと思っております。

なにか、コメント等あれば大歓迎ですので、どうぞお気軽にお寄せください。





3月に入った&机上テレマークスキーレッスン①

 コロナにより学校が休校になったりで、スキー場の団体は一昨日で終了。なので、今日は須原スキー場営業最終日となりました。
充実したというか、精神的に疲れたというか、稀に見る2月でしたね。そんな中、1/19に浅草岳嘉平与のボッチ(スノーシュートレッキング)、1/25弥彦山信仰登山、1/26に大原スキー場跡から田小屋尾根経由で守門岳~大岳~保久礼経由で二分下山(カンジキトレッキング)、2/2は大岳不動平(スノーシュー歩きでテレマークスキー滑走)、2/21は白崩ルートから浅草岳(テレマークスキー)など、厳冬期登山をすることができました。いろいろときつい2月ではありましたが、自分を深めることができた気も致します。 
 3月に入り、従来の勤務仕事もちらほらあるようですし、家業も少し。カモシカ調査にも3日4日ほど出る必要があろうかと思っています。


机上レッスンとしてのネタはまだまだあるにはありますが、これ以上のものは大変マニアックになり、級別テストだとか、一般ゲレンデ対象のスキルのみを追求したお話になるので、それらを目指す方は、もっと上手で実績のある方々に直接指導を受けていただければと思います。
 今までは、どちらかというとアルペンスキーを対象にした話をさせていただきましたが、本日からはテレマークスキーのお話をさせていただきます。、とは言っても、著しく違う部分が多いわけではなく、雑談程度の話となりますことを最初にお断りしておきます。

遡る事、2006年5月10日ごろ、「阿賀の流れのように」氏・小千谷М氏・私、の三名で毛猛山山行をしておりました、山頂の激藪を踏み、帰路に向かう途中の鞍部でゆっくりとランチタイムをしているときに、М氏は1年ほど前に始めたテレマークスキー論議を始めたのです。
当時、私はテレマークスキーなどに興味がまったくなく、奇異なスキーとして見ていました。
 М氏。テレマークスキーは後ろ足に荷重するんです。私。んな、ばかな、外スキーでしょ!、と、テレマークスキーをやったこともないくせに力説する私。そんなやりとりをなつかしく思い出します。
 М氏に触発され、その7か月後に須原スキー場でМ氏から直々に指導を受けるわけですが、そこでこの奇妙なスキーに嵌ることになったのでした。
 アルペンスキーに比べると、実に頼りなく、ずるずると横ずれし、しかしそれが絶妙に楽しく、如何にも自分でスキーを運転している、操っているという醍醐味を感じるスキーだったのです。
 しかし数年後、ワンパな自分の滑りに飽きてしまい、テレマークスキーという存在が希薄になったころがありました。BCではまだまだ歯が立たずで、小回りも今一つでした。のちに指導員検定を受験し玉砕。これで、やっぱりまだまだ下手糞だな――という気になり、コブや悪雪にもチャレンジし、なんとか浅草岳スキーツアーでも先頭で滑れるレベルにまでなったのでした。(先頭で滑ってこけたという失態もありましたが)
 テレマークスキーで人工的なゲレンデを滑る場合。なんというか、いわゆる基礎トレーニングですね。そういう範疇になろうかと思っています。自分の体の捻りだとか、そういうものを確認しながら滑走する、儀式みたいなものを感じます。
 テレマークスキーの本分はやはりBCではないかという気がします。アルペンスキーのさらりとしたライトなものではなく、ワンターンワンターンがいちいち濃いのです。ただ、残念ながらアルペンスキーよりも腿の筋肉に負担がかかるという事は認めざるを得ません。テレマークスキーは疲れない‥‥といった説もあるようですが、私は疲れます。ただ、ちょっと疲れる様な滑り方をしていた、という事実もあるわけですが。
 テレマークターンの濃さって何?という事ですが、やはり操作性でしょうか。アルペンターンは操作をするというよりも、荷重やほんのちょっとの捻りだけでターンが開始されますが、テレマークスキーは一つのターンを前足でリードし、後ろ足で制動をしていくという、両足を巧みに用いてターンを連続していく操作性が求められます。故に、アルペンターンの2倍楽しめるという事になります。 
 ということで、今回はテレマークスキーのさわりのお話だけで終わってしまいました。
 以上、アルペンスキーに関するお話は㉒で終了し、今日からはテレマークスキーのお話㉓に代えさせていただいております。次回から、ふたたびテレマークスキーのお話(技術的な糞真面目な話よりもライトな感じで書いていきたいと考えています)を引き続き書いていこうと思います。

今ほども、屈強の?若い方々(でしょう、たぶん)が守門方面へと車がどんどん入っていったようです。本高地沢の登り返しか、あるいは硫黄沢あたりへダイブでもするのか、たぶん1日中登り返しては滑るというのを繰り返し、晩まで滑り倒すのでしょう。うらやましい体力ですね。

もろもろ&机上レッスン㉒

  4年に一度の閏年で、2月29日の最終日となりました。個人的も、世界的にもいろんなことが起こり、激動の年という気が致します。しかしながら、時間は刻々と過ぎ去り、それにあわせて淡々と生活が営まれ、私たちは日々生きていくということが勤めとなります。
 今日と明日で、一応外部への出向勤務は終了となります。小雪で予定の就労日数には到底及ぶものではありませんでしたが、ストレスも半端なく、内心少しホッとしています。


昨日の記事で、今回は切り替えをテーマにするという事で書きましたので、少し触れておこうと思います。
 一般に初心者から中級者レベルの方にお伝えするのは、ターンの後半にかけて脚を曲げ、次のターンに行く時は足を伸ばして入っていく。これがほぼ、一律の教え方だと思います。そして、曲げから伸ばしタイミングで抜重を行う、というものです。
 抜重を行うことでスキーの雪面へのプレッシャーが薄れ、次のターンに入りやすくなるという理論です。これはパラレルターンにおいて、特に有効な動きとなります。一方、曲げ伸ばしのタイミングで伸ばしながら抜重を行うと、条件の悪い場所では失敗してしまうという欠点があります。主に凸凹斜面や、新雪を多くの滑走者が滑り、大変荒れた状態の斜面です。
 この動きを、抱え込み、あるいはベンディングとも言います。若干違う部分もありますが、要は、伸ばし押し出しで次のターンの入るのではなく、曲げながら次のターンに入っていくという動きとなります。これを意識することにより、切り替えの部分ではしっかりと次のターンの準備のためにスキーに圧力を加えている、という状態になっているわけですから、切り替えの際にスキーに対してプレッシャーを与え続けるという状態を維持できます。そして、曲げで切り替わったエッヂを今度は伸ばしで押して側圧を捉えていくことになります。
 実践斜面の中での、こういう動きは必ずと言っていいほど有効な技術です。中級者から上級者へステップアップするためにもこれらはマスターしておきたい技術かと思います。

その他の事&机上レッスン㉑

 今月も明日のみとなりました。
新しい環境の中で勤務し、いつもはあっという間に終わる2月なのですが、今年は異様に長く感じます。これも通常の年よりも1日多い閏年という事もあるのでしょうか。


浅草岳のスキーツアーでは数10名の方が毎年参加いただいていますが、割と皆様ストックを突かない方が多いように思います。突かないというか、突いてはいるのですが、それほどガッツリ突かれていない印象を持ちます。これは、個々のタイミングや、色んな意識の違いから、さほどストックに意識を持たずとも滑走できてしまうからにほかなりませんが、BCなどはストックワークはすごく重要な位置づけであると感じます。 
 私は、普通のストックワークのほかにダブルストックをよく使います。ダブルストックの利点は、①両手で瞬間的に雪面に突くことで、体の自重が瞬間的に軽減され、一気にターン開始の際にスキー板を振ることができること②体全体をフォールラインに保つことができ、次のターンに極めて入りやすくなること③細かいリズムで突くと、狭いコースでも安全なターンが可能であること。などが考えられます。
 しかしながら、多用し過ぎると、腕だけに頼り過ぎ、本来の脚の運動をないがしろにした動きとなるため、ほどほどに行うことが大切かと思います。
 特に私などは、狭い林間の急な場面で、しかも固い雪などは多用します。これを行う事で、一気にスキーを振り回すことができますし、振り回した結果体も適度に下向きにブロックされるという利点があるからです。
 次回は実践斜面における切り替えについて持論を書いてみたいと思います。

雑感&机上レッスン⑳

 昨日は所用を足しに町へ出てきました。
 2011年4月10日頃、母を医者に連れて行っている間に下権現堂山に山スキーに行ったことがありました。旧アクシオムスキー場に入るところは、雪の壁が1メートルくらいあって、そこをかき上がり板をつけた記憶があります。もちろん、そこら辺に雪は無く、雪の痕跡が少しあるだけです。

今日のテーマは、頭の位置です。
 私は普段、うつむき加減な姿勢のため、横から見ると首が前に曲がった頭の位置になりがちです。実はこの癖にずっと悩まされてきましたし、この癖によって自分の技術的な可能性が失われたと言っても過言ではありません。
 スキーは前後左右のバランスでターンが成り立っていますが、どこか一点がバランスが乱れて飛び出ていたりすると、全体のバランスが大きく乱れてしまいます。
 私の場合の、頭の前方向への傾きはから生まれる弊害は、足首にありました。普通に脛の前傾を保ちターンをしようとするのですが、頭が前に出ている分、余分に脛を前傾、つまり足首を曲げすぎてしまいがちになるという事です。それにより、前方向への過重が多くなるため、バランスを取るためになんとなくですが、踵寄りの過重をしてしまいます。つまり、頭が前方に出ていることで、様々な部分で全体のバランスを取ろうとし、さらにバランスが悪く、スキー板にダイレクトに力が伝わらないという弊害が出てしまっていました。
 これらは、外見上からも、脛に必要以上に圧がかかっている状況が、写真や動画でも顕著に垣間見ることができます。

なんとなく、斜面にチャレンジしていこうとすると、頭が先に突っ込みがちになりがちですが、頭は要です。頭の横への視線をうかがう動きはさほど影響はないかと思いますが、頭を下げ、上目遣いで滑るような動きはベターではないという事です。
 あと、起伏のあるコブ斜面などを滑走する場合も、頭の動きは特に大切で、頭部が動いてしまうと下半身の動きが失われる原因となります。深いコブなどで、上体があおられ、首がガクンガクンと動きまくっているスキーヤーがいますが、これも頭の位置をブロックすることでバランスが保たれるはずです。
 スキーは手足を連動させ、股関節でターンのきっかけやひねりを維持し、エッヂングを決めていきますが、頭に関して、特に背骨に対しまっすぐ立て前後に動かさない、というのが鉄則ではないかと私は考えています。ただし、ターンの先行動作のための横への動きはほどほどであれば効果的ではないかと思います。

今日は休み&机上レッスン⑲

 今日はシフトが空き、休みです。昨日は多忙で、多くの初心者の子供対応で気疲れマックスでした。あれだけのドタバタですから、イントラの皆さんも疲れると思います。
 初心者にとってはスーパー迂回路はやさしいコースですが、リフトの降り場の傾斜は未知の世界です。ここで、どうしても腰が引けてしまい、尻餅をつくことになります。また、少し滑れるようになると二人づつで乗りたがり、結果として隣同士の板が重なり合い、板が横になって転倒というケースも多々あります。
 大原では実に牧歌的でした。江戸川スクール貸切状態で、イントラが先に乗り、リフト一個づつ空けて生徒を乗せ、ゆっくりとした速度でリフト運転が可能でしたが、須原は違います。昨日は、江戸川含め、子供たちの数が400人、他一般のお客さんもすべて高原リフトに集中ですから、大原とはまさに雲泥の差です。しかし、営業となると、やはりそこまでしないと厳しいのでしょう。

須原は3/1で一般営業が終了となります。なので勤務はあとわずかとなりました。途中クローズもあったりしましたが、小雪という事もあり、経営側としてはそれでも精いっぱい引っ張っての結果なのだと思います。

須原と言えば、2007年正月に初めてМ氏から譲り受けたテレ板とブーツで直々に初テレを体験し、教えていただいた日でした。まさにスーパー迂回路を、初心者テレマーカーが誕生した日でした。初テレで、最初からテレマークターンができる人はなかなかいない…などとおだてられての今ですが、あんまり巧くはなってはいないなという気はします。それはたぶん、圧倒的に練習機会がないという事もあるのでしょうし、スクールの最中でちょろちょろとできるものではないという事かも知れません。
そんな年が続き、テレ熱は下がる一方でしたが、2009年に一念発起し、来年は指導員を目指してみようという気になったのでした。ですからそういう事もあって2010年あたりからわりと須原に行って秘密練習してましたね。それこそ今の勤務地の高原ゲレンデが最も練習に適していたので、そこを主に使用しておりました。
カリカリの固いバーンを何度も滑り、(当初は小回りが苦手でして、それをよく練習してました)膝が痛くなって止む無く帰ったという日もありましたが。ですから、今でもお一人で試行錯誤しながら自己研鑽をされているスキーヤーの気持ちは大変よくわかるのです。
結局その年は様子見がてらという事で検定は✖でした。次年度2011はジャンプの練習中ひとりバックドロップで鞭打ち症になってしまいました。ただ、検定には行く気満々でしたが、折しも震災で中止となったのです。
以降、何年かはまだまだ未熟な部分が山スキーなどでも露見しましたが、何度か浅草通いで実戦練習を積み、2014年ごろから徐々に山スキーでもアルペンスキーを封印し自信が生まれつつありました。2016年には再度テレマークスキー指導員を目指そうという気になり、須原に何度か練習に来ました。
 須原では、その当時、私よりベテランのスキーヤーたちが挙ってコブを作り、コブを楽しんでいました。テレマークスキーでコブに入るのは初でしたが、そこで玉砕。そのコブはバンクコブでしたのズレ落とし系の意識ではダメだったのです。その後、バンクに沿いテレマークターンをして行くと、普通に滑れます。滑走のイメージの捉え方と思い違いによって、大きく滑りに差が出るものだとつくづく感じました。
 2016年は次年度のテレマークスキー指導員受験に向けての前哨戦という事で、ある程度コブ滑りも把握できればと思い練習していました。一方、次年度のテレマークスキー指導員受験に向けて、何らかの自信を得ておきたいという事で、テレマークスキー技能検定を受けることにしました。レベル1~レベル4まであり、レベル2から受験できるという仕組みです。種目は総合滑降・小回り・大回りのみで、2月ごろレベル2を取得し3月に3を取りました。レベル3はレベル的には指導員に近いレベルという事でしたので、なんとか次年度受験のテレマークスキー指導員検定の布石になったであろうという感じでしたね。
 2017年の、大原でのリフト番の時も山頂勤務が多く、かなりテレマークスキー指導員検定の学科の勉強を行うことができました。実技の練習は、なかなかできないので、上国の教育旅行のイントラ業務が終わってからテレマークスキーとブーツを履き替えて練習も何度かしました。しかし、もっとも得意としていた緩斜面系の指導種目のポイントで落ちてしまいました。帰りの帰路が辛かったのを思い出します。
 明けて翌年は妻の協力も得(緩斜面種目をデジカメの粗悪動画に撮ってもらったりしてました)、多少の不安はありましたが、合格。
 余談が長くなりましたが、須原のリフト番をしていると、そういう孤独な研鑽をされている方を見ることがあります。声を掛けたくなったりする所ではありますね。


今日は、レッスンというよりも、私自身の戒めというか、そこのところもちょっと注意しないとね、という部分を書いてみたいと思います。
 以前、アルペンスキーはレグザムという数値は忘れましたが激堅のブーツを履いており、常温ではシェルに足が入らず苦痛を伴うほどでした。なので、上国などの教育旅行の就業日には、ブーツをフロントガラスの近くに置きながら走り、着いてすぐブーツを装着してました。休み時間に脱ぐと履くことに異常に手間が掛かるため、朝履いて夕方まで履きっぱなしというスタイルでした。靴底も穴が開き、もう潮時かなという事で、同じメーカーの極柔らかい、技能レベル2級クラスのブーツを購入したのでした。
 激堅の次が極柔ですから最初は怖いと感じました。だいぶ慣れてはいましたが、やはりかなりバックルを締めないとスピードを出すとちょっと恐怖を感じました。
 昨年、3月、SAJ指導員の研修会が二王子ニノックス会場で行われ、急斜面を滑る機会がありました。かなりバックルをきつく締めたので、普通に波状なく滑走できましたが、遊びでピッチの細かいコブを滑ってみましょうというので入ったのですが、数ターンでコースアウトしてしまいました。ピッチが細かいのでテレマークスキーならコースアウトは普通にあり得るという気はしていましたが、まさかアルペンスキーでコースアウトというのはどうにも納得できませんでした。納得できないので研修会終了後、ふたたびフリーでコブへ。やはりうまく滑れません。
 おかしいと思い、バックルを締めすぎていることに気が付きました。その後、バックルの強さを適度にして滑ったところ、完走可能でした。
 このことは、特に今に始まったことではなく、バックルを締めすぎると、ホールド感は良くなるものの、足首の遊びがなくなり、細かいミリ単位の動きが封印されてしまうという欠点があります。特に細かい動きを必要とするような場合は、バックルの締め具合に注意を払う必要もあるでしょう。
 テレマークスキーでもこれはあり得ることでして、適度の締め付けも大切ですが、緩すぎや締めすぎによる影響はかなり多いと感じます。

初心者の場合は、まずバックルを締めなさすぎ(笑)これは圧倒的に多いです。彼ら彼女らの場合は、スキーブーツは無用の長物でしかなく、バックルをゆるめておいた方がはるかに歩きやすいのです。しかし、バックルを緩め過ぎた結果として、角が立てれなくなり、横になって登ることができなくなりますし、ブレーキを形つくるㇵの字制動も甘くなってしまいます。また、逆に足首がくにゃくにゃし過ぎて、簡単に角が立ちすぎてしまうという、逆の現象も発生します。
 このように、技術だけを求めて滑走のみに注意を払うのもアリですが、別なところに単純な落とし穴があり、それが上達を妨げているという場合もあるのです。
 以上、今日は気分もすぐれず、あまり書く気にもなれませんでしたが、予想に反し長文となりました。
なにかあればコメントいただければと思います。























机上レッスン⑱

 山スキー・基礎スキー・テレマークスキー・資格取得のためのスキー・・・・など、色んな目的でスキーをしてきましたが、それぞれに達成感を感じてきました。
 山スキーは、その昔、入広瀬スキークラブ主催で行われ、4月の第一週の日曜日に大原スキー場裏の通称ウサギ峰から田小屋尾根を通り守門岳まで登り、大池を経由し田小屋に滑走していました。参加者にはニジマスの塩焼きが振舞われたり、汁なども配られたものでした。
 浅草岳は、4月の第三週の日曜日に実施され、浅草山荘裏から登り、800mくらいからムジナ沢に入り、ムジナ沢源頭を直登し山頂に登ったものでした。
 参加者の中でも、生粋の山屋さんたちはシールを貼り登っていましたが、我々スキークラブ員はただスキーを教えるレベルでしかなく、リュックにブーツを詰め込み、紐でスキー括りつけて登ったものでした。
 この間、今月の初旬にスノーシューで登り、板をザックに縛って登ってみましたが、重量はさして変わらない筈なのに体力を消耗しました。今後、部分的に止む無くスキーをくくることもありますが、基本シール登行しか考えられないと最近思います。
 ちょっと前までは、大岳に行く途中で、長靴を履き、スキーブーツをザックに詰め込んだ初老の方々を見かけることがあったのですが、最近はほぼ居なくなりましたね。これも山スキーからBCというジャンルに変ってきたという事なのでしょうか。


リフト勤務中に、中級者から上級者の滑りをたまに見ることがあります。きれいな滑りをされているのですが、なんかおかしいと感じることがあります。それは次のターンに行くべきマキシマムの時に、外スキーと内スキーの間に三角窓ができてしまっているのです。これはいつの時代にもあった現象の一つなのですが、レベルアップしていくためには解決するべき問題でもあると思うのです。
 普通に整地された中斜面だけを滑走し、爽快感を味わうのであればそれで十分かも知れません。しかし、斜面状況が難しくなればなるほど、リズムよく滑走することができなくなりますし、いろんな斜面を気持ちよく滑走するという観点から見れば、滑走者自身に不満が残るのではないでしょうか。 
 改善すべき点は、おそらくですが、ターン中の過重の移動がないという事かも知れません。たいへん極端な言い方になりますが、ターン前半は母指球から荷重し、ターンの後半は踝の下のやや踵寄りの過重という事になります。ただし、脛の前傾はある程度保たれていないといけません。
 練習としては、次のターンを急ぐのではなく、ワンターンワンターンをしっかりと仕上げていく練習が求められるのではないでしょうか。内スキーを軽くリフト(持ち上げ)させ、外足一本でターンを滑り切れるバランスですね。これがある程度できるようになると、三角窓を現れることはなくなりますし、より高い次元へと上達出来るのではないでしょうか。

諸々、雑感 / 机上レッスン⑰

 昨日は出がけにスキー場から悪天につき営業休止の連絡があり、急遽休みとなりました。用事を足しに行こうかと思いましたが、休日なので用も足せずで終日家でグダグダしてました。天気も悪かったですしね。
 午後から、平井さんの家に行ってみると在宅しており、カモシカ調査の進捗状況などを聞きに行った次第です。定点観測という、一定の場所でカモシカの行動を調査するという項目があるのですが、雪が無いのでそれが難しいという事でした。なので、結果的にカモシカを発見できず、という報告をするしかないだろう、など話をした次第です。
 この間の浅草岳に行った時も、カモシカの痕跡は乏しく、替わってウサギの足跡はたくさんありました。これは雪が少なく、ウサギにとっては餌摂りが容易で、隠れ場所にも困らないという事でしょうか。そのせいか、この間、白崩林道の白崩滝近くの区域でテンを見かけましたが、慌てて逃げるでもなく、ゆっくりと私の近くまで歩いてきて藪に潜っていきました。ウサギの捕食がままならず、空腹なのかもしれませんね。
 小雪の影響かユキツバキの葉も枯れかかっているものがありました。ユキツバキは本来寒さに弱いのか、雪の下で生活しますが、雪が無いため雪の覆いが無く、寒風にさらされ結果枯れてしまっています。 
 さすがに、夏鳥はやってきていませんが、いつもは残雪の3月終わりごろから4月にかけて沢筋でミソサザイの美しい声を聴きますが、今年は真冬の春らしい雰囲気の日にかなり聞こえたことがありました。自然の中の生き物も判断に困っているのでしょうね。


 この間、21日に浅草岳に行ってきましたが、浅草岳山頂直下から前岳までの間が雪が少ないので、割と高低差があることに気づき、シールを着けたままで山頂から滑走しました。シールを着けたままの滑走は難しく、ノーエッヂに近い感覚で、しかも滑りにくいですから、怖いです。そういう時にはボーゲンで滑るか、超ワイドスタンスで体ごとくるくる回しながら滑走するか、安全が確保されていればテレマークポジションで直滑降が良いのですが…。
 そんな感じで滑っていると、すごいかっこ悪いなぁ~と感じることがままあります。しかし、安全第一を考えるとかっこ悪さもかっこいいという事なのですよね。慣れない方が山スキーをされるときに、広くスキーを開くのは、重い荷物を背負い、バランスよく滑走するための究極の選択であり、基底面積を広くするためにスタンスを広くするというのは実に理にかなっているのです。
 山スキーでもかっこよく滑りたい!というスタンスはよくわかるし、自分もそうなんですが、心のブレーキはいつでもかけれるようにしたいものです。ですから、条件が良ければかっこよく、そうでない場合はカッコ悪くても安全に。という事でしょうか。

 どうなるのかスキーシーズン&その他(テレマークスキーひらめき?)

 昨日の午後は、高原の山頂勤務でした。小さな子供たちが居たり、初心者のボードの若い御客様など、下車時には注意する必要があり、減速・転倒時には停止など操作の必要があります。しかし、高原ゲレンデのみなので、さほど混み合うことはありません。
 スクールのお客さんが居なく、空いたイントラたちの研修内容を眺める機会が最近よくあります。やはり、今流行りのスキー技術なのかな?という気がしました。
 私自身現役の指導員ですし、決まった研修会を受講し、現在の技術に多少なりとも理解はしていますが、入広瀬SSは、須原SSのようにみんなで研修し合うという事がまったくありませんでした。すなわち、今はこうだ、ああだ、と言い合うことがなく、個々が好き勝手に自分の流儀を全うしているというスタンスでしたね。どちらが正解なのか?という部分ですが、お客様のニーズにこたえていこうとするスタンスはどれも正解だと思います。入広瀬SSのように子供オンリーの場合は、今の滑りはこうだから…というスタンスは必要なく、子供のレベルを上げてやればいいだけの事です。しかし、須原SSさんは、子供だけではなく、一般人の会員さんたちや技能検定を目指すお客様も多いのです。よって、イントラたちは検定に見合う技術を個々が有し、見本として具現することが求められます。 
 ほかのリフトの係員たちはそういう内情を知らないので、イントラやパトがフリーで滑走していると遊んでいるという風に映るのが常ですが、それも仕事なわけです。正直うらやましい空間ではあります。

一昨日のテレマークスキー山行でひらめいたことがありました。それはターンを伸ばし押し出しによってつくり込んでいくというものです。今まで、私のテレマークスキーのイメージは曲げながらターンをするという一点に絞られていたような気がしています。ですから、曲げながらただただその重みに耐えていくようなイメージで、筋力的にはかなりきついものがありました。しかし、一昨日はなんの拍子かわかりませんが、自然とそういう動きになってしまったのでした。その後、アルペンターンを多用しましたが、これも中間ポジションを基調にして、外方向へと脚の伸展でターンを開始すると、これが楽なんですね。
 この動きはしかし、もしかして雪質に左右されるかもしれませんし、まだいろいろと試してみる必要があるのかもしれません。

余談ですが、ざっと今までの山スキーの記録をひっくり返してみると、まだ80回程度しか山スキーをしていないんですね。BCの経験と雪の対応など、もっと経験を積む必要があると思っています。
 という事で、今日の机上なんとやらはお休みです。なにかコメントなどございましたらお気軽にどうぞ。

久々山スキー&机上レッスン⑯

 昨日は精神的疲労のため、あまりアウトドアをしたくありませんでしたが、行ってきました。 シールの糊がいまいちなので、心配でしたがダメならそこから帰る予定でいました。
 嘉平与のボッチ手前あたりから、シールの粘着の弱いテール部分に雪が入り込み、途中で除去したりワックスを塗ったりして対応したところ、なんとか山頂までシール登行できました。山頂到着は午後一時を過ぎていたので、早めに下ろうと、テレマークスタンスに拘らずアルペンターンをかなり使って滑走しました。この上なく楽な滑走を楽しめました。
 このように、テレマーク板であっても、あまりテレマークという形にとらわれることなく、臨機応変に対応していけば、より楽しい山スキー滑走が楽しめると改めて感じた次第です。


今日はターン中の呼吸法について書いてみます。
ターンに入る時に息を吸い、ターン後半に息を吐く。たったこれだけの事なのですが、いやいや割とこれイイんですよ。
これだけでターンに命が吹き込まれてきます。もちろん、小回りでも、細かく息を吐くなどすれば、一定のリズムが取れます。
 可能であれば、息を吸いながら次の外足で外圧を捉え、脚を伸ばして雪を捉えてみることをお勧めします。また、息を吸うタイミングは短く、息を吐くリズムは長くという事になりますね。

コブ小回り、初歩。机上レッスン⑮

 昨日の須原は江戸川区小学生と一般のお客さんがちらほらといった感じで、割と肌寒い日でした。
一人二人の年配の男性が基礎スキー技術の研鑽をしており、心打たれるものがありました。年をとっても技術を向上させようとする心意気は、結果はどうあれ、とても美しく映ります。いや、結果は必ずどこかで出ることと信じましょう。


今日は昨日の続きで、一応コブの小回りターンの初歩系という事で書いて行きます。 
 中級者レベルの方がコブに入りたがらないのは、細かい起伏による、凹凸の極端な地形にあると思います。興味本位で入っても、必ずはじかれ、結局は斜滑降とキックターンの連続という事になるのが一般的です。つまりこれは、一般的な整地斜面ではほとんど能動的な運動せずとも、勝手にスキーがターンをしてくれ、勝手に下方へと移動できるという事です。ところがコブの場合は、凸凹ですから、整地の意識のまんま入ってしまうと一発で飛ばされてしまうのが一般的です。ではどうするかという事ですが、ひとつ階段をイメージいただければと思います。普通の階段は90度ごとに角ばっていますが、0度→90度、0度→90度と下がってくる階段というイメージではなく、0度→30度、0度→30度くらいのこう配をイメージいただき、そこを下方に向かって滑走するとイメージを持っていただくとよろしいでしょう。この0度の時に腰の真下にスキーがリセットされ、膝は曲げられています。そこから30度の傾斜に向かい膝を伸ばしながら脚全体を伸展させ横滑りさせます。脚の動きとしてはこれを繰り返します。その他のポイントとしては、膝が曲げられたときにストックを突くという事です。 
 以上は、コブを横からイメージしたものですが、実際のコブは、コブの頭付近と溝に落ちていく途中のコブの腹、そして一番凹んだ部分の溝ですね。この地形を巧くやり過ごしていく必要があります。簡単に言えば、コブの腹と溝の2つで如何体を動かすか?という事になります。
 まずは心に余裕をもって滑る必要があり、そのためにはしっかりスピードを抑えるという事から横ずれを多用するという事になります。その為にはコブの頂点付近からスキーのトップを横向きにした状態で脚を伸ばしながら横滑りさせ、コブの溝まで落ちる前にターンを終わらせます。コブの地形上、溝の一番低いところに結果的に落ちてしまうわけですが、その衝撃をもろに受けてしまうと脚や体全体の動きが止まり次のターンに入りにくくなってしまいます。ですから、衝撃を受ける前に仕事を終わらせ、なるべく膝を曲げた状態で圧力を抜いてあげるという動作が大切です。
 次に、コブの上部に再び浮上したスキーをいち早く次のターン方向へスピンさせることが大切です。ですから、コブの上部ではスキーを膝曲げでスピン、コブの坂道を膝伸ばしで下りながら横ずれ、ふたたび膝抱え込み、スピン、横ずらしの連続運動となります。それのストック突き運動を連動させると、横ずらし脚伸ばしストック構え→膝抱え込みストック突き→スキートップスピン・・・・の連続動作という事になります。
 ここでは、あまり外向外傾に触れていませんが、出来るものなら肩のtラインを真下に向けたままが望ましいのは言うまでもありません。ただ、これらの一連の動きを無意識で出来るようになってからの方が良いかと思われます。
 一方で、最近は少なくなりましたが、縦長のラインコブの場合、スキーのサイドカーブで両サイドに壁を作りながら滑走する技術が求められ、これらのコブは適応外となります。また、やたらピッチの狭いコブなどもコブ初心者には向かないでしょう。
 勿論、竿所からコブに入るのはちょっと…と言う方には、整地で脚の曲げ伸ばしと、ストックの併用を意識した動きを行い、やや大きめのターン弧で練習してから実際のコブ斜面に入っていくといいでしょう。
 最初から形を決めに行くのではなく、運動そのものを理解してチャレンジしてください。

以上、今日はこんな感じで書かせていただきました。なにかあればコメントなどお寄せいただければと思います。

雑文&横滑りはオールマイティー 机上レッスン⑭

 昨日は朝方は雪でしたが、徐々に晴れ上がり、須原はキョロキョロ雪の引っ掛かりこう配で如何にも中越の雪という感じでした。
それでも、須原のイントラさんたちは一生懸命地味連や実践技術の研鑽をやってました。 
 須原のイントラたちは会員制の生徒さんも多いらしく、年間で安くスクールに入れるようです。そこで、上手になり、級や資格を取り、須原のスタッフになった方も多々いらっしゃるようです。そういう、環境というか、雰囲気は実にうらやましいですね。
 昨年までの大原は、初心者の講習が終わるとリフトは営業をやめるので、ほとんどのイントラは自分の研鑽をすることがない環境でした。ただ、全体として言えるのは、スクールはほぼ多くはスキー修学旅行的な初心者ばかりになり、イントラ自体が研鑽する雰囲気は薄れつつあるようです。 このような傾向から見ると、須原はまだまだ頑張っているなぁと感じる次第です。



 今回は横滑りはオールマーティーである、という事について書いていきます。特に天然コブ斜面ではその必要性を強く感じます。最近のスキー場は、小回りのラインコブを残置する傾向にあり、コブ=ラインコブというイメージが定着しつつありますが、多数の人がランダムに滑るゲレンデでは、細かい起伏や、大きめのコブなど、天然コブが乱立する場所もあります。そういう斜面をターンする場合は、整地斜面に較べると大変難しいものがあります。しかし、横滑り系を基本として板を押しずらす操作を使えば、さほど気張らずにスムーズにこなせるでしょう。
 まず、リズムが単純なロングターンから説明していきます。まずは、斜面を横滑りで横切る練習からです。外向外傾のポジションをしっかり作り、両スキーで均等過重していきますが、幾分外足に大目に体重が乗ることとなります。ポジションは低からず高からずの中間ポジションを取ります。その横滑りポジションから、コブの頂点では膝を曲げ、凹んだ部分には脚を伸ばして対応します。筋力的には、コブの頂点通過と凹んだ部分に対しても同じ圧力を感じ取るようにしましょう。次に逆方向に向かう場面ですが、この辺で向きを変えようとする、コブの頂点でストックを突きながら膝を抱え込み(ベンディング操作)、次のターン方向の側方へと脚を伸ばして側圧を捉えていきます。これをよどみなく連続することで、充分な「ターン」となって形に現れます。
これらは、中ターンやロングターンで応用できるかと思います。
 次回は、初歩的なコブの小回り系の、横ずれを主体とした方法などを書いていきたいと考えております。

なにか、コメント等あればお気軽にお寄せください。



机上レッスン⑬

 昨日は勤務から帰ったのち、再び投雪機で除雪。今朝も裏を除雪。近所から苦情もあったり、燃料も切れ気味なので途中で作業中断。


今日はクロスオーバーに付いての練習というか、そういった関連の事を簡単に書いていきます。クロスオーバーというのは、ターン中に側方に出された足が、ターンの後半に腰(体)の下に戻り、今度は逆方向に足を出すための重心の反対側への移動の事を指します。
 上級者ではこういった動作を自然と行っていますが、初級中級の方々は、その感覚が今ひとつわからないのではないでしょうか。
 このクロスオーバーの感覚を、わかり易く説明すれば、ある程度のスピードで自転車に乗り、右カーブから左カーブに転換する瞬間をイメージしていただければいいかと思います。カーブ中は自転車本体は遠心力により運転者の側方にあり、運転者の軸も自転車の内側に内傾します。次のカーブのために自分の軸の真下に自転車を戻し、再びもう一方へと自転車を送り出すために軸は内側へと傾きます。
 スキーのクロスオーバーもほぼ同じバランスです。 
 これらのクロスオーバーの感覚をつかむには、基本的なものとしてやはり地味なプルークボーゲンという事になるでしょうか。
 最初は広いスタンスで十分なバランス保持を意識しながらやっていきましょう。
 基本的には、初歩的な押ずらしの上下動を意識したものを行います。それに伴い、適度なH外向外傾姿勢はしっかりと取る必要があります。意識することは、一つのターンの後、次のターンの外足に体重を移し替えながら伸ばし押し出しで捉えていくよう意識しましょう。次の外足になるべくダイレクトに体重を移し替えようとする積極さが大切です。なお、なるべくダイレクトに次の外足に体重を乗せ換えるコツとして、次の外足の母指球に体重を乗せ、腰もしっかり乗せながら移し替えることが大切かと思います。また、真上に伸び上がるという意識ではなく、次のターンのやや内側前方に腰を移動させていく意識が必要になってきます。この動きがスムーズになると、自然と重心はクロスされ内側へと入っていくことになります。
 このプルークスタンスをやや狭くし、トップ部分を開いたオープンスタンスに近いラフなプルークで今の動作を行ってみましょう。スタンスを広く取ることで、より重心を動かしやすくなります。

以上、本日も地味連ネタでした。なにかあればコメントいただればと思います。

机上レッスン⑫

 久々の降雪で、投雪機を稼働。2軒の玄関前と横2箇所、大雲沢ヒュッテの裏側と脇、1時間45分要しました。


家に姿見や、サッシなどがあれば、そこで自分がかっこいいと思うフォームを作ってみましょう。このようなごく簡単な方法が実はかなりうまくなる要素があります。
また、小回りターンなどでは、ストックの構えと股関節の捻りを連動させる練習も効果的です。曲がりたい方向に膝を向ける動作は、すなわち股関節の捻りによってあらわれるものですから、膝の動きは膝自体が動いているわけではありません。
このように、腰をあまり動かさず、股関節を利用し、膝を行きたい方向に向けていくという動作が、ターンの初期の動作でありターンの迎え角づくりになります。
機能は地味連という事で、低速技術を少し書きましたが、地味と言えば今回のフォームづくりやイメージトレーニングもさらに地味連と言えるのかもしれませんね。
しかし、オフにこうしたイメージを構築させておくと、シーズンインには見違えるほど上達しているのがスキーです。
実際、私が体験しているから本当だと思います。
 あと、かっこいい、という言葉は非常に安っぽく安易なイメージに感ずるかもしれません。ただ、余分なものを省き、複雑な動きからシンプルでスキーの性能を引き出した滑りはやはり理にかなっていると感じます。
 イメージトレーニングは他にも多々思いつくことはありますが、寄り合えず基本的なイメージを作ればずいぶん効果があるという事を集約してお伝えしました。

 次回はゲレンデでの地味連、についてお届けいたします。

机上レッスン⑪

 昨日は、子供リフト無料の日という事で、多くの小学生が訪れていました。ひと月に一回、こういう日を設け、親にはきちんとしたリフト券を買っていただき、昼食は親子で有料で摂ってもらうという営業なのだと思いますが、良い案だとは思います。
 雪が少ない中、それでも滑りに来て下さる方々がいるわけであり、感謝しなければいけません。

 今日からは、スキーはオフに巧くなる?といったテーマで書かせてもらう予定にしてましたが、急遽変更して地味連について書いてみたいと思います。
 スキーがある程度うまくなると、あまり地味な低速技術の練習をしなくなります。
 どうも最近、暴走する、外足にのれない、全体としてしっくりこない、といった症状のある方が、更に頑張ってスピードを出して滑ってもなかなかその不具合な部分を解消できないことがままあります。
 これまた、余談になりますが、その昔、〇佐スクールのスタッフの頃、滑りに精彩を欠いていると、初級者の班の担当になる事が結構ありました。初級者の班ではおのずとプルークとかプルークボーゲンなどの基礎的な種目を生徒さんに対し練習することが多くなり、それにより、しっかりとした外足過重や上半身の適切な外向外傾姿勢などの練習になるわけです。そうした、一度基本に立ち返ることにより、再び調子を取り戻すという事が良くありました。
 まさに、今の私がそういう状態なのです。
 ここのところ、スクールを担当することがなくなり、(多分今シーズンはもうないかと思っていますが・・・いやいや、大雲沢ヒュッテ主催のスクールの予定もあるので無いとは言わないでおきましょう)プルークやプルークボーゲンなどをすることがなくなっています。
 リフト勤務の都合上、早めに原動に行って電源入れなどの準備をするためにスキーを履いていく日があるのですが、その時、片側のターンがどうもしっくりいっていないな‥‥という認識がありました。ただ、仕事中に自分の練習をするわけにもいきません。
 このあいだの休みの日は結局テレマークスキーの練習をしてしまったのでした。なので、アルペンスキーの調子の悪さは未だ解消されておりません。そんな時に、思うのは、基本に立ち返らないと…という事なのです。
 もともと、左右が結構違うターンなので、苦手な方がいまいちよくないのですが、これは低速でしっかりとプルークボーゲンを行い、バランスの悪さを知ることが先決だと思っています。
 低速で外向外傾のフォームをしっかり意識し、脚の運動を止めることなくスムーズに練習してみましょう。そこから、徐々に発展させてパラレルターンへと行い、平行操作での体の使い方をチェックします。また、斜面を横切り、斜滑降や横滑るを行うことも大切ですね。
 どんなスポーツや、事柄も、なんかおかしい、調子悪い、と感ずることはあるわけですが、それをうやむやにし、ただただやみくもに突っ走っても負のスパイラルになるだけですから、基本に立ち返るという事はすごく大切なことだと思います・・・・・と、戒めてます、ただいま。

という事で、予定を変更し、今日は基本に立ち返りプルークボーゲンをしましょうという事です。それもある程度完成されたプルークボーゲンを習得すれば鉄壁です。
 またなにか、ありましたらお気軽にコメントいただければと思います。

レッスン⑩

 ここのところ再び雪が降らず、雪不足傾向となっています。ですが、山の方は地道に増えつつあるみたいですね。
明後日あたりに大雪になるみたいですので、そこら辺に期待したいものです。


 今日は再びストックに関しての話です。
ストックの握り方とか、スタンスについてはこの間少し書きましたが、今回は「ストックワークをする前の準備の仕方」について少し述べたいと思います。
 基本的にストックのタイミングは、一つのターンマキシマムを終え、次のターンに入る瞬間に突くのが一般的です。この場合、ターン中は、ただストックを構えていればよいか?というと、実はそうではありません。ターンをしながら、徐々に手首のみを動かしつつ、筋肉の緊張を作りながらストックの石突きを動かすイメージです。注意しなければならないのは、腕まるごと動かしてしまうと体がくるりと回ってしまい内向になってしまうので注意が必要です。外の手首を動かしてストックの準備をしながら、なおかつ、もう一方の肩を体が回らないよう、若干ブロックの意識をもつ事も必要です。これにより、かなりスムーズに、外スキーと外腕の同調が得られ、ターンが著しくしやすくなります。
 初級者から中級者にかけて、このように、下半身と上半身の一体感があまり見られない場合が多々ありますが、体全体を使っての動きを理解できるとスキーレベルは一気に上がります。
 何かご質問やら突込みやらなんでも構いません。お気軽にコメントをお寄せください。

明日(から?)は、「スキーはシーズンオフに巧くなる?」という実体験に基づいたお話をします。その後は、スキーゲレンデで簡単な基礎トレーニングの紹介と、次々回あたりからテレマークスキーについて書いていく予定です。

昨日の休みはだらだらと&机上レッスン⑨

 今月はスクール3日勤務と、あとはリフト番で昨日は久々の休みでした。
 午前中は母の通院先の付き添いで山行きには無理でした。
 あまり気がすすみませんでしたが、従業員リフト無料という事で雪が少ないながらもテレマークスキー板を持ち須原へ。須原では魚沼市の3校くらいの小学生のスキー授業と、新潟県準指導員検定会が行われていました。受検者が50名くらいで、ブロック技術員とか他役員の方々もいたので、多い人数でした。
 最近は、再び横滑り系の種目があるようで、横滑りから徐々にターンへと展開していくような種目に見えました。受験者それぞれの緊張感が漂っていて、懐かしいな、と思いました。
 私世代が準指導員を受験したのは、1982年2月石打丸山スキー場でした。その年からスキー教程が替わり、加圧押し出しとか言う新商品が出現し、大いに迷った時代でありまして、それに伴い準指導員の検定種目も大幅に変更された年でした。
 交互操作とかトップ上げとかのカリキュラムが一世を風靡した時代ですね。〇佐のスクールでは、皆が挙ってトップ上げをしていたものです。とても奇妙な光景でした。


  1980年代後半ごろでしょうか、基礎スキー界に、多くの競技経験者(ワールドカップに出たとか、かなりハイレベルな方々)が現役引退後、基礎スキー界に入ってきたのです。スピードを重視した場合、スキーのスタンスは閉脚ではなく、どちらかというとオープンスタンス系となるようで、その流れから普通の競技経験の薄い、あるいは無いスキーインストラクターも、足を開いて滑る傾向に変ってきました。さらに、一般のスクールに入校する人にさえ、足は開くものだ、という強固な理論を展開したイントラも多く居たようです。その教えに戸惑ったのは、一般スキーヤーではなかったか?という気がします。昔は、足はどうやって閉じればいいんですか?という、いわゆる足を閉じることが最上だと言われてきたものが、今度は足を開いて滑るのが主流だというのです。
 私自身、1985で正指導員、1986でテク、1987でクラ(2回目〇)を取り、1988シーズンは再び〇佐スクールにお世話になったのですが、そのシーズンくらいからスタンスを広く取ることと、スキーのトップ進行方向への圧を加えるといった技術傾向がありました。
 当時、私はまだ足を揃えるタイプの滑りであり、当時の〇佐スクールの若手有望株のイントラたちはこぞってスタンスを広く取っていました。また、スキーの進行方向に力を加えるという観点から、腰をスキーのトップ方向に回す意識で滑るという方向に変わりつつありました。
そのシーズンが終わり、地元の仲間と奥只見に滑りに行ったのが ↓粗悪動画です。
 両足をフリーにすることで、それぞれの役目を果たさせるというか、ラフでありながら逆に難しい気もしました。
 余談ついでに。
 私は競技経験もなく、ただのスキー好きが講じてイントラになったわけですが、〇佐スキー学校は当時スキー同上として名高く、多くのデモンストレーターを輩出してきたスクールでした。それに憧れ希望もありましたが、スクール3年目の準指導員合格後、一緒に受験した同僚たちは気が抜けたのか技術の研鑽をするでもなく、みんな緩んでいました。そういう雰囲気に嫌気がさし、今シーズンで止めることを決意。その頃、慕っていたスクール先輩のSさんに誘われ、南魚沼の某スキースクールに入らないか?と打診されたことがありました。Sさんは、技術も高く何度も基礎スキーの全国大会に出場されていた実力者でした。その御方が直々に誘ってくださり、真っ先にOK返事をしました。
 シーズンも終わり、無雪期になるとSさんから連絡があり、やはり南魚沼の某スキースクールに行くことができないという連絡があり、私はすでに〇佐をやめる決意をしていたので宙ぶらりん状態になったのでした。秋口になり、私は地元の入広瀬スキー学校に入ることを決めました。
入広瀬スクールは当時すでに女子デモであったTMさん、男子でも全国大会に出た近所のFさんも居り、教えてくれる環境に不自由はありませんでした。ただ、お客さんがたいへん少ない大原でしたので、なかなか整ったバーンでの練習は、難しく、私と音松荘さんとで修学旅行のイントラで上国や湯沢に行き、そこで練習をしていた時期でもありました。
 個人的にああでもない、こうでもないと悩みつつ個人練習してましたが、なかなか上手にならず、はじめての甲信越ブロック予選で予選落ち、2回目、3回目も予選落ちでしたが、3回目は失敗種目がかなりあり、そのミスがなければ全国までは確実に行けたのだろうと悔やみつつ、まぁ、それが自分の実力だったのだとあきらめ、基礎の大会はそれで止め、代わりに捌け口をテクニカルプライズとクラウンプライズの取得に精を出したわけです。


 やっと本題入ります。
昨今のカービング板の特性を利用した場合、レベルの高さを判定するスピードだとか、キレとかを優先する場合は、やはり足を開く必要があります。一般には、外スキーを伸展させ、内スキーを畳み込む。及び、外スキーはインサイドエッヂを食いこませ、内スキーはアウトエッヂでとらえてゆく、といった感じでしょうか。
 これを単純な動きで説明すると、肩幅くらいのスタンスで直滑降を行い、どちらか一方のスキーをサイドに広く押し出すプルークボーゲンです。そを左右それぞれ何度か行うことで、基本的なカービングワイドスタンスのレールターンとなります。これが最もわかり易い気がします。
これをやると、内スキーと外スキーの役目がまるで違うという気がします。
 均されたパックバーンではこういう動きも取り入れると爽快感が増しますよね。一方、閉脚でのメリットを考えてみると、とても多くのメリットがあることが分かります。
 BCであっても、人気のゲレンデでは多くのスキーヤーが滑り、荒れることがあります。そういう場合は、2本のスキーのそれぞれを使うというよりも、一束として使うことが有利です。同時運動同時操作ですね。
  ただ、今の板は幅広になっているので、膝同士がくっつくという形状は無理かも知れませんが、膝の真ん中にリンゴやボールなどを落とさずに滑るイメージは大切かと思います。また、新雪や湿雪アイスバーンなどや、スキー場でのコブ斜面やコブラインも同時操作が有利です。

以上、本日の机上レッスンでした。なにかあればコメントください。


今日は久々休み&机上レッスン⑧

 昨日の須原は小学生初心者の団体が2校、あわせて130名くらいと、指導員研修会が行われていました。
 高原リフトが一番雪があるので、全般的にそこに集中し、リフト下車場の雪が削られて斜度がきつくなったのか、かなりの転倒者が出て、リフトも相当数止めさせていただきました。指導員研修会の方々や一般の人には迷惑をおかけしたと思いますが、安全の為なので指導員の方々も解ってくれたことと思います。
 スキーレッスン業も含め、久々に10日以上連続で働きましたが、結構精神的に疲れていまして、夜も結構寝てしまっています。

 ネットを見ると、スキー動画も星も数ほどあり、SAJのデモンストレーターの方や元デモンストレーターのかた。あるいはそれに近い戦績を残された方から元競技選手の方々。あるいはまったく聞いたことのない方のスキーレッスン動画も見ることができるのが昨今のネットです。
 BCにおいては、プロの方々はあまりおらず、一般の山スキーヤーたちが仲間の滑りを動画にしていたり、その雰囲気や山の様子を想像できます。滑りを見ていると、ほんとうに器用に滑っていらっしゃいます。やはり山スキーとしてのマテリアルの向上でしょうか、これほど用具が良くなるともう技術とか無用の時代になっていくのでしょう。新雪でもスキーは雪面に浮き出して、そこにわずかな迎え角をつくるだけで次のターンへとスキーは向きを変えていきます。滑走者は楽しめるし、パウダーも堪能できる。それ以上の細かいスキルを求めるのはむしろ野暮と言えるかもしれませんね。 
 という、昨今の動画での感想に過ぎません。ここでは、勝手な蘊蓄を語らせていただlきます(笑)

 昔のスキー形状は、身長プラス20cm~30cmくらいで、アーチはほぼ無くほぼまっすぐでした。よって、今のカービングスキーのように最初の捻り動作だけでは曲がってくれませんでした。ターンをするためには、外側のテールを押し出して迎え角を作り、ターンに入っていくことになります。つまり、スキー板を操っていかないとターンできないという時代でした。
 今では、体を傾けるだけでターンは開始され、昔の板よりはるかに回転性能が良くなっています。したがって、スキーを操作するという傾向が失われ、2本のラインが残るレールターンが主流になり、スキーをずらすことが暗にレベルが下手といった傾向になってきていることも事実です。よって、一般スキーヤーの高速化が目立ち、事故も増え、昨今の指導員研修会でも安全なスキーという事でずらしを意識した指導を行う傾向になっているようです。逆に考えると、曲がりやすい板になっているからこそターン導入が容易であり、ずらし操作もより容易になったという事だと思います。とくにカービングスキーのアーチを利用すれば、ずらしながらでも板は十分なカーブを描いてくれる筈です。
 という事で、めちゃくちゃ長すぎる前置きになってしまいました。
 今ではあまり言われなくなりましたが、昨年参加した二王子二ノックススキー場会場の指導員研修会での担当講師は、何を思ったのか「伸ばし押し出し・曲げ押し出し」などをやってみましょう、などと言い、参加者一同やってみたのですが、大変バーンが荒れている中、かなり滑走しやすいと感じました。これは、ターンに入る時に両スキーを側方へ押し出し、一旦しっかり方向性を確保し、あとはその角度にのって体を預けるというものです。これを行うことでターン後半へ向けての余裕が生まれます。一方、曲げ押し出しについては、ターン前半は何となくルーズに抜重しながら入り、フォールラインあたりから側方へずらしながらスキーを押し出すという技法です。これは、まだ初級レベルのスキーヤー(体軸の傾きやクロスオーバー感覚が解らない人)などに適したものと言えるかと思います。

以上、とりとめのない雑談的なレッスンとなりましたが、何かあればお気軽にコメントください。







机上レッスン⑦

 一昨日の休日は良い天気で、須原スキー場も大賑わいでした。このお客さんの三割ほど大原スキー場に来ていれば、今年は未だ存続していたのでしょうけれど。やはり奥地であるという事と、いろいろと難点はあったのでしょうか。 
 須原で、リフトの立ち番や中のオペをやっているといろんな知人の会います。知人のBCガイドさんやかつての入広瀬スクールの面々など。
 一昨日は、思いがけず結構テレの人がいまして、私と同時期にテレマークスキー指導員を不合格となったり合格年度が同じだったりを経験した燕の方が滑りに来ていました。他のお客さんがごった返しており、とても抜けて話をする余裕はありませんでしたが、一言二言やり取りをしました。 
 kさんも一度受験し不合格。4年かけてすべての単位を取れば合格となるテレマークスキー指導員ですが、kさんは都合で次年度の受験を回避。3回目で私と同じ平湯温泉スキー場で受験。残念ながらそこでも指導種目を落とし不合格。私もその年はkさんと同じく指導種目を落とし不合格となりました。で、kさんは3回目の受験。私は2回目でようやく合格という事で、2年同じ会場にての検定でした。今となっては、ニーズもないテレマーク指導員を何で受験したのだろう?という気持ちにすらなっていますが、当時は必死でしたからやり遂げた感はあります。とまぁ、余談が長くなりましたが、本日のお題へと入ります。



 今日は横滑り系のターンの付いて書いていきます。横滑りについては以前にも少し触れたかもしれませんが、ここでは一から書いていきます。
 スキーのトップの向きに対し、腰を含め体を逆に捻ることを外向傾姿勢と言いますが、より安全確実に制動する場合は、腰の外向姿勢が求められます。具体的に言うと、たとえばスキーのトップが斜面落下方向に対し左(真横)に向いているとき、腰はフォールライン(最大傾斜線)に向けると左足内側の膝が返り、左側の外エッヂ(アウトサイド側、つまり小指側のエッヂ)が緩みます。これにより、右側の外スキー側のインサイドエッヂ(親指側のエッヂ)も同調し緩みます。これにより、両スキーは最大傾斜線方向にずれ落ちていきます。このズレに多少の圧力を加え、リズムよく滑走することで、より安定したスピードコントロールと下半身と上半身の捻り戻しにより、スムーズが切り替えが可能になってきます。
 この横滑りを応用すれば、コブ斜面やアイバーンなど、多彩な技術幅を広げることができるでしょう。
 この応用については、また次回思いついたときに書いていきます。

 ということで、今回は横滑り系のお話でした。なにか質問や突込みがあればどうぞコメントをお寄せください。




机上レッスン⑥

 今日の朝はめちゃくちゃ冷えてます。また気温が上がり、明日からは雨模様とのこと。まったく困った冬ですね。楽ですが。

 ターンというのは、大きく分けて切り替えからフォールライン(斜面に対して真下を向くあたり)までを谷まわりと言います。フォールラインから次のターンの切り替え迄の間を山まわりと言います。便宜上の専門用語なので、ターンの始めと終わりの部分として要約できると思います。
 色んな斜面を滑り、色んな雪質を滑れるようになると、だいたいひとつのターンを行っている最中に、「今はターン前半部だな、とか、ターンの後半に来ている」という事を自覚できるようになります。 
 おおむね、中級者レベルの方々は、ターンの初期に一気にスキーのトップを行きたい方向へ向けていくために、早めに一つのターンが終了してしまいがちです。つまり、クルッとターンの方向づけを行った後、あとは長い時間斜滑降を行い、おもむろに次のターンへと入っていくという事になるかと思います。その弊害として考えられるのは、一気に方向けをしてしまうために、スキーのテール部分がスピンしてしまい、連続したターンができない傾向にあるという事です。
 改善点は簡単なことから言うと、シュプールを丸くするという事に尽きるかと思います。
 さほど人の踏み入っていないピステで自分の痕跡を眺めるのもかなり有効な上達方法です。一気にスキーをぶんぶん振るというよりも、やさしく自分の体重を徐々に載せていく(そんなことはあり得ませんが、イメージとして)ような感じでスキーに寄り添うという事ですね。

 こんな感じで、あまり脈絡もなく、つらつら書いてますが、なにか質問やご突込みなどあればコメントをお寄せください。あまり得になるお答えはできないかも知れませんが、誠意をもってコメントいたします。

 2月も10日を過ぎた&机上レッスン⑤

 いろいろと気分が冴えませんが、取りあえず行くところに行き、作業に従事するしかない。…といった、選択肢を選べないのはきついですね。

 ここの所、毎日コンスタントに少しづつ雪が降り、早朝の投雪機での除雪を行っています。家二軒の玄関先を終わらせ、そのあと、車の移動をしたりして大雲沢ヒュッテの脇と後ろを除雪すると、かれこれ1時間半以上かかってしまいます。ここ数日はほぼ4時逝起きして作業してました。



 今日は、再びストックというか上腕の使い方などを捕捉で書いてみます。
 単純に言うと、左足が外足の時は左手でカバー。右足の時は右手という事です。ですから、歩くときと少しタイミングが違います。行進の時にたまに出す方の足と手が一緒になってしまうことがありますが、あれですね。ああいう風にスキーをしてみるという事です。 ターン中にストックはただ持ってるだけ、スキーは足前だ、という考えは実はそうではなく、すべて手足が連動しているという事ですね。
 試しにやってみて欲しいのは、緩斜面の直滑降で、片方づつ手をそれぞれ前方に向かってゆっくりパンチを繰り出してみると分かると思います。
程よいカービングスキーの形状スキーであれば、そのまま曲がってくれるはずです。ただ、これが極点になってしまうと、正対し過ぎてしまうので、中急斜面ではほどほどにという事になります。
 外スキーとともに外腕を程よくターンをリードしつつ、もう一方の内肩は体のまわり過ぎを防ぐように軽くブロックするとよいでしょう。

賑わい&机上レッスン④

 昨日は、1/9以来の再オープン、須原でした。大原では滅多に見られないほどの混み様で、後半は体の冷えから腹痛がし、とても夕飯を食える状態ではありませんでした。寝床に入り、少しして大分収まってきたので林檎と洋ナシを食べて寝ました。

 さて、今日は何かを書くとしてましたが、…思い出します。
 ストックワークをあまり使えていない…といったような事でちょっと書いてみましたが、逆にストック無しだとどうなるの?っていう話ですね。
この練習は、即現場では無理なので、スキー場など安全な施設で行うのが良いでしょう。
均された斜面で、ストックを使わずターンしてみる。いっそ、ストックはその辺に置いてノーストックでのターンを試みてみる。
これをやると、普段、ストックなんか使っていないと思っている人でも、意外とストックを使っていることに気づきます。で、さらに、上半身をどのようにブロック&緊張をすることにより、よりスキーが動ける体勢を感じることができます。これは主に、小径のターン弧を描く場合、特に重要視されます。
 1個のターンが終わりました。さてその次のターンをしなければならないが、どのような体勢をつくればスムーズに入れるか?という事ですよね。これは以前にも書きましたが、スキーのトップの向きと逆方向に上半身が位置されていないと次のターンが入れません。例えば、雑巾絞り(乾いたものをイメージ)で絞ったものを開放すると元に戻ろうとします。これの連続をスキーと上半身で行うという事ですね。

 当サイトにもこういったコーナーを設けておりますが、ブログのコメントでも何か質問があればお答えしていきたいと思いますので、何かあれば書き込みください。

須原取りあえず再開&机上レッスン③

 6日間のスキーレッスンを終え、昨日は須原のリフト業務でした。団体専用でして、大勢の子供たちが一つのゲレンデだけでの使用でしたので混み合いました。
気の抜けない一日でしたが、天候にも恵まれ、みなさん喜んで滑走していました。

 今日の机上レッスンは、ストックワークの妙です。
 まずストックを手の中のどこで握るかという問題ですが、三つ言えると思います。一つは親指・ひとさし指・中指主体の握り方(Aとします)。二つ目は手のひら全体でガシッと握るタイプ(B)。三つめは小指・薬指・中指主体(C)。
 まずAをイメージし、その握り方を意識するとどうなるか。幾分脇が締められるという事が体感できるかと思います。これは主に、今のカービング的要素や、モーグル系の、スキーを縦方向に使うタイプのストックワークに適します。
 Bは、腕全体でしっかりとストックを持つことから、胸部分をブロックすることになります。脇が広くなり、スキー自体の重みを軽くできるイメージがあります。脇が甘くなりますが、スキーへの過重が分散し板を回しやすく作用します。
 Cは、Aと同じように、いくぶん脇の締まりを感じる動きですが、ロングターンなどで外スキーをリードできる利点があります。子の握り方を意識すると、特に肘から上の上腕内側部分の筋肉の緊張感が増し、外スキーとの一体感を感じやすくなります。 
 今回のストックの握り方については、ある一定レベル以上の方向きなのかもしれませんが、それぞれの違いを意識してみると何か感じるものがあるかもしれません。
 という事で、地味なイントラ浅井提供の本日の机上レッスンでした。

いつのまにか6日間イントラやってしまった感。&机上レッスン②

 4日と5日については、だいぶ前から〇国スキースクールから依頼されていましたが、あとは急なイントラ業務でした。 
 思えば、某有名スクールでの修業時代、今のような教育旅行みたいな形態はなく、ほとんど一般の方が対象でした。よって、教えるレベルはほぼ中級から上級者にかけてでした。一番上手い人を教えたのは、準指導員を不合格になられた方(一級保持者)、あるいは、テクニカルプライズ受験者(一級保持者)などでした。その当時、私も準指導員を取得したばかりだったか、その辺を目指していた時期なのかもしれません。
 生徒さんを巧くするというよりも、見本の滑りをいかにしっかり決めるかという、もう、必死でしたね。 
 そういう時代から一転し、今ではほぼ初心者か初級クラスのみの指導となっています。ですから、今の指導者は技術レベルよりもエンタメに長けた人が有利な時代となりました。 
 技術も、生徒の前に並ぶ所作の中で、ふと平行操作で止まらざるを得ない場合があるのですが、そんな初歩的な動作でさえも初心者にとっては神業に見えるらしいのです。すなわち、いまの初心者指導にはパラレルターン的な動きができれば誰でもイントラになれます、という時代になっています。しかしながら、同じ初心者の中でも、運動神経のいい生徒さん、そうでない生徒さん、なんか変な動き方をする癖のある足つきとか、まぁ、いろいろですね。そう言う子供たちを引き連れて、時間内にリフトに載せ、所定の集合時間に間に合わせるという、時間的な調整が酷く難しいです。ですから、生徒さんの身なりから、トイレや給水の引率(説明)、本分のスキー指導やマテリアルの説明、歩き方転び方起き方、結構骨を折るのがリフトの乗り降りですね。リフトの乗り降りがスムーズにできるレベルなら、まぁ、初心者コースならすいすい行けます。
 あとは、いじけたり凹んだりしてる子たちをその気にさせたり、手綱を引き締めたりと。ですから技術的な部分は二の次三の次という感じですね。

 只今、当サイトにて、新コーナー(スキーに関するあれこれ)を作ってます。それと重複してしまう部分もありますが、気分次第で机上レッスン的なものを書く場合もあります。
 今日は、目線について一言。
 実は、私は昔から目線が下でして、いつも足元を見ながらスキーをやる癖があるのですが、いまでも無意識ですとどうも視線が足元になってしまいます。足元に視線が行ってしまうと基本的にポジションが後ろになり、すべて後手後手になってしまいがちです。もちろん、常に前方だけを見れば良いというわけではなく、危険な場面などもあるので足元にもたまに視線を置く場合もあります。
 基本的に、スキーヤーは行きたい方向に対して視線を向けていく、というスタイルが望ましいでしょう。つまり、ひとつのターンが終わってから、次はどっちだ?みたいなスタンスではなく、ひとつのターンを仕上げつつ次のターン方向へと視線を向けていくという事になろうかと思います。
 どうもスムーズにターンできない。どうも流れがない。思い通りのターン弧にならない。などなど、多彩な悪い現象は意外にも視線の置き方にあったりします。 
 という事で、今日も地味なイントラ浅井のワンポイントレッスンでした。


続き&机上レッスン①

 昨日午後ときょう午前中の初級中級の中学生のレッスンが終了し、今ほど帰ってきました。なにしろ雪が無く、滑走場所に苦慮しましたが、多少滑ったことがあるという班でしたのでさほど苦労しませんでした。
 明日は、単発のおそらくド初心者の子供たちだろうと思います。

 テレマークスキーとアルペンスキーは腰から上の動きはまったく同じです。右に曲がるときは左に上半身を捻り、左に曲がるときは上半身を右に捻るという、いわゆる下半身と上半身の逆ひねり(アンギュレーションまたはくの字姿勢または外向外傾などと言います。これは、昨今、スキー板がカービング仕様になっていたり、幅広に板になったりしており、昔のストレートな長板と較べるとかなりアンギュレーションの意識は少なくて済むと思いますが、どんな時代になっても外向傾と外足過重(テレマークスキーは幾分内足過重)は普遍的な技術です。
 山スキーでの固いバーンの際には、特にこの外向傾を意識しないと大きくずれ落とされるとともに、逆にテールが回り過ぎバランスを崩してしまう事にもなります。逆にパウダーや湿雪などではスキーのトップの方向とほぼ同じように上体を向ける正対またはローテーション的な動きが効率的な場合もあります。
 あとはストックの使い方ですね。ストックを意外に使っていない山スキーヤーが多いように感じてしまいます。ターンのきっかけをストックを付いてターン開始すれば、スムーズに次のターンに移行できます。
 要は、連動ですよね。普通、人が歩いたり走ったりするときって、手も動いているわけですから、スキーだって動いていなければならないわけです。ストックや上半身は全く動いていなくて、足だけでスキーをやろうとしている人が圧倒的に多いんですよね。実にもったいないと思います。
 上半身がしっかりブロッキング(ストックワークや外向傾も含む)されていれば、外足過重は嫌でも出来ちゃいますし、スキーでの上半身の位置づけは、コマの上部であり、足は駒の一番とんがっている部分と言えるかと思います。つまり、コマの上部がガシッとしていなければ駒もスムーズに回らないという事ですよね。
 細かい部分は、後ほど(暇な時にでも)私のサイトでアップしたいと思っております。こいつ、下手糞なくせにしゃべってるなぁ~と笑ってやってください。

山スキーの価値観

 これから憂鬱な〇国の教育旅行のスキーイントラで出ますが、ちょっとまだ早いのでスキーの事についてコラム風に書いてみます。
 山スキーは滑り重視。あるいは登り重視、と大きく二つに分けられますが、最近は登山として山スキーを楽しむというより、スキー場外としてのオフピステを楽しむ人が増えていると感じます。スキーの形状もほぼロッカータイプでターンのきっかけが掴みやすく、新雪やクラストにも有効のようです。私も次回入れ替えの時はそのタイプの板とテレマークスキービンディングはNTN装備。かつ、可能であれば、アルペン機種も入れるつもりです。1回の山スキーで倍楽しめるのはテレマークスキーに勝るものはありませんが、悪条件が多い場合は逆にアルペン機種に勝るものはありません。理想的には、条件に応じてヒールロックが可能なテレマークスキービンディングなどがあれば言うことなしなのですが、そうなると意味がない、といった論法になるのでしょうね。ただ、テレブーツは蛇腹があるので、そこがどう作用するかが問題になるかもしれません。
 山スキーを楽しんでおられる方はほぼ中級~上級&エキスパートレベルくらいなのではないかと思います。山そのものが好きで、山スキーや登山用品のギアのこだわりも十分あり、気さくな山仲間たちと雪山へと繰り出せば気分も高揚するに間違いありません。そして、ランチタイムには豪勢な食事と美味しいコーヒータイム。それが終了し、いよいよピステへとダイブするわけです。処女雪にオリジナルシュプールを描き、雪が舞い飛ぶ様は決まりきった人工スキー場のパックバーンとは全く別物です。そこに細かいスキルなど、関係ありません。それが山スキーの楽しさだと言えます。
 山スキーはある一定のレベルがあれば、誰でも入っていけるフィールドであるべきだと思います。ボーゲンもどきだろうが、なんちゃってパラレルだろうが、上から下まで安全に滑走できるという確固たる技術なわけですから何も問題はありません。
 まったくそのとおりなのですが、私のように基礎的なものを齧っちゃった人は「今の滑りは…」といった具合で、あんまり心の奥底から楽しめないのです。でもしかし、そういう人もまた、そういう楽しみ方をしているわけであり、次回の山は絶対決めてやるみたいな感じで踏み込んでいくのでしょうね。
 山スキーの楽しさっていうのは、とにかく一本一本が、スキー場にはない緊張感なのだと思います。そして、そこからさらにハイな気分を満喫したいスキーヤーはもう一歩上のスキルを身につけるだろうし、スキルに頭打ちを感じている人はマテリアルにこだわりを持つとか、いろいろかと思います。

 次回は、おこがましくも、アルペン部門とテレマーク部門においての、それぞれ、基礎的な部分をコラム風に書いていきたいと思っております。目からうろこ的なことも微妙にあるかもしれません。


大岳撤退

 昨日はシール登行ではなく、TXLタイプの重めのスノーシューでテレ靴で歩きました。シールも持参していたのですが、増えるのはスノーシューの重みのみという事で、トライしたのです。これは実は、シールの接着面が緩くなってきたためで、昨年アウトドアショップに聞いたところ、今年はもう入らないという事で断念していたのです。 
 例年は、今の時期ですと豊富な雪があり、山スキーなどやる暇もないのですが、今年は小雪過ぎるくらいの小雪で、暇もあり、この時期の山スキーをという事で向かった次第です。また、アルペンスキーでは深雪滑走はそこそこ豊富な経験がありますが、テレマークスキーは今一つ機会に恵まれず今に至っていて、機会があればパウダーをと思っていたところの昨日でした。
 ただ、不動平あたりで吹雪いてきてしまい、取りあえず下山をしないといけないと思い、バタバタしていたのでしょう。とてもパウダー滑りどころではなく、いたるところに灌木がが林立し、ターンするスペースもないというのが現状でした。
 キビタキ小屋あたりから、ところどころ滑走スペースがあり、そこで少し練習を。新雪という事で、普段よりも後ろ過重は当然なのですが、足首が起きたままの後傾では、やはりバランスが乱れますね。懐を深く取り、テレマークスタンスを保持しつつ足首をしっかり曲げるという事を意識すると、かなり湿雪でも普通にスムーズに行けました。後は、若干のベンディング切り替えを意識したところ、これもまた結構スムーズに行けました。あまり楽しめるスキー山行ではありませんでしたが、練習テーマを全うできた気がします。

2月に入った

 1月は毎年感じることですが、長いと感じます。特に今年はこんな感じの雪ですから、なおさらです。いろいろと不満たらたら節も嘆きたいところですが、嘆いていても光は見えてきません。
 29日から雪不足の関係で、須原スキー学校さんのお手伝いで八海山スキー場に出向いておりました。やはりここのスキー場も雪がめちゃくちゃ少なく、これ、どこで練習すればいいの?っていう始末。幸い、多少滑ったことのある班という事で、さほど苦労はしませんでしたが、下の緩斜面リフトが使えず、時間調整が難しかったですね。
 さて、一昨日夜からの雪を期待しましたが、大したことはありませんでした。
 昨日は、スクール3日目で4コマ終了後、テレマーク板で練習することにしました。いきなり一発目からパウダー被りのコブラインに突入。酷いコブにつかまり2回ほど転倒してしまいました。やはり最初は基本的な斜面に行くべきでしたが、なんか磁石に吸い寄せられるようにスーッと入ってしまいました。その後は、1枚バーンで少し基礎的なことを反復練習。膝に少し痛みを感じたので心配しましたが、左のスキーブーツのバックルが右に較べて少しきつかったせいもあったのでしょうか、その後さほど気にはなりませんでした。
 一応、修正点も確認でき、良い練習になったと思います。
 3本くらいで止める予定でしたが、ついつい6本も滑ってしまいました。なんとかナンバー8の看板からペアリフトのところまでノンストップで行ければなぁ~と思って滑っていたのですが、これは行けるぞ!と思い滑っていると、やはり腿が悲鳴を上げ始め断念。これがやはりアルペンスキーとの違いなんですよね。アルペンスキーの場合は、力を抜いて横滑りを多用すればほとんど疲れることがありません。しかし、テレマークスキーは横滑りを多用すれば心肺的には何とかなるんですが、やはり腿に来ます。昨日も、ほとんど上半身はリラックスし、手のスタンスも気にせず、だらっとした感じで横滑り多用して滑走しておりました。心肺的な部分では、これは行けるぞ!という確信を得たのですが、最後腿が腿がギブアップしてしまったのでした。
 前回人力除雪をしたのが1月21日でしたからほぼ10日ぶりという事になりますね。投雪機に至っては、まるまる2週間稼働しておりません。
今日は少し運転してみたいと思います。

明日あたりからスキー履きます

 今日はお休みで、ずっと溜め込んでいた燃えるゴミ袋を搬出がてら、仲間の平井氏宅に行ってみると読書中でした。通常、今頃の時期、彼もJRの除雪やら個人宅の屋根の雪下ろし、地元建設会社の道路法面の人力除雪などに駆り出されるのですが、今年は稀な小雪で暇していました。
 私自身も前倒しで、普通は3月に行うカモシカ調査を登山がてら開始しました。また暇があれば、田代平方面にも足を伸ばせればとも考えています。
 こういう時期にこそ、山に行くべきだろうという考えになってはいますが、なかなかギア的な部分で不安が残り、あまり無理はできません。山スキーにも繰り出したいところですが、テレ板のシールの糊が利かなくなり、アル板で行こうかな―などと考えを転換中です。アルペン板なら、ほとんどの雪質にも対応できる気もします。なので久々にアル板での山行も目論見中です。
 明日の午後から4コマ、隣の須原スキー学校さんのお手伝いで八海山スキー場に初心者講習に行ってきます。

 弥彦&守門

 いつもの年なら土日はスキー場勤務か家業なのですが、今年は地元スキー場も閉鎖となり、近くのスキー場に勤務してますが、そこも小雪で、毎日勤務がなく、この土日も勤務無しでした。
 土曜もふらふらしていたら、かみさんが弥彦に行こうというので行ってきました。小正月から3月頃までシーズンオフのようで、レストランは営業しておらず、山頂に着いてお参りを済ませすぐ下山しました。オフシーズンと言う事もあり、12月初旬に較べると幾分人が少なめでしたが、やはり弥彦の表参道ですからそれなりに人は多く居ました。
 昨日は、守門山行の予定でしたので独りで向かいました。前日のトレース泥棒できるだろうと読んでいたのですが、かなり拾えました。
 二分から大池を経由し、大白川登山道を途中から使うコースを歩く方々が結構いました。これもネットの影響でいろいろと情報収集を皆さんされているのでしょう。
 山頂から元来た道を引き返す予定でしたが、日曜日で大岳までのトレースは少なからずあるだろうと思っていましたが、いました居ました。しっかりトレースを参考にし大岳まで。大岳から下の方は相当人が来たんでしょうね、かなりおびただしい踏み跡がたくさんありました。
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浅草岳へ

 土曜に行きたかったのですが、午後から用事があり、昨日出掛けてきました。
天気も良くなく、モチベーションも低下していたので、1時間から2時間くらい歩いて止めようと思っていました。
いやいや歩いてましたが、次第にもうちょっともうちょっとと言った具合で、結局嘉平与のボッチまで行ってきました。
この時期に浅草岳山頂近くまで行くのは,初めてですが、雪の少ない時期の様子など把握できた気がします。
行きは修行のような山歩きでしたが、帰りは景色も良くなり、言ってよかったと思います。

l浅草岳スキーツアーのお知らせ

 今年も浅草岳スキーツアー実行委員会主催のスキーツアーが行われることになりました。
小雪の折り、実施時期もさらに1週間づつ前倒しとなりました。
サイトおよび、このブログから詳細を確認できます。
是非ご覧ください。

1月も半ばに

 今年の初ブログから2回目となりますが今月も中旬となりました。
 雪もあまり降らず、今年2日から須原スキー場のリフト係に行ってましたが、10日以降クローズとなりました。幸いというかなんというか、めずらしく風邪を引き2日丸々寝込んでました。やっぱり寝過ぎは腰が痛くなりますね。
 今週3日間は、森組の来年春のための木この榾木の準備の伐採やらで昨日まで勤めました。ほかにクラフト用の直径10センチほどの樹種を30本近く切らなければならず、いろいろ捜したりして昨日は動いておりました。今日も、そういった仕事がありましたが、朝からの雪で実施困難なので欠勤。だらだら過ごしています。
 それにしても、私含め父の世代にもこんなに小雪の冬はなかったとのことです。しかし、春にはなることはないでしょう。なぜなら、セッケイカワゲラが出現していませんから。これが出始めるとさほど降りはしないというのはおおむね言えることです。ですから、まだこれから怒涛の積雪があるだろうと思っています。

あけましておめでとうございます

 皆様、あけましておめでとうございます。
昨年はご利用いただき、またお山の友として本ブログをご覧いただきありがとうございました。
今年も主観たっぷりの駄文をつらつら書いていきたいと思っております。
よろしくお願いいたします。

勤務作業は27日で終わり、ちょっと本業やって昨日今日とお休みです。雪が多少積もったので、朝一は人力除雪をやり、これかた身なりを準備して再び外に出て、機械除雪をする予定です。
これから雪が続く予報なので、除雪機を入れるために下地をつくる必要があります。
えーーと、pcのキーボードが替わったので無茶苦茶誤字が印字されてイラつきますねぇ~(笑)
。。にしても、腰が重いんだよね。

今年を振り返る③

 ついに今年の最終日となりました。空はどんよりと落下するような重さでたたずんでます。
 ここ3日ほど、妻の親戚関係の青年たちが数人で宿泊し、ひさびさに厨房仕事を行いました。やはり、家内仕事は細部にわたりちまちまと働く必要があります。正月明けに仕出し折り詰めがありますが、スキー場が無いので基本的に暇です。
 今日は、朝食を作り、自宅の神棚の掃除を済ませ札を貼りました。いつもは父がやるのですが、本日は私が行きました。割と気持ちのいいものですね。埃だらけになった神棚を雑巾で拭き、札を貼る。これだけの簡単なことであっても、なかなかやらないのが人間なのですね。
久々に気分の良い晦日を迎えることができそうです。

今年の雪消えは例年よりかなり早く、守門岳大白川登山道の途中の水場(上祝沢源頭)が6月中に露出するなど、今までにない異常な速度での融雪でした。そのことから、アイゼンの有無を聞かれ注意すれば大丈夫といったようなお応えをしてしまった結果、怪我をされた方がいました。これは、登りは大白川登山道であり、下りは保久礼であったため、下山の際には危険であるが登りはほんのわずかな距離であることから注意すれば大丈夫なのではないかという認識でのアドバイスでした。
 私たち整備する側は、長靴で少し金属片が残った履物で行くので、登山靴で登山の習慣がないというのもあったのでしょう。これらの事からだろう発言は厳に慎まなければならないと猛省した次第です。
 どうも山に棲む人間は、危険な個所も山菜採りやキノコ採り、猟などでつらつら歩いてきた経緯もあり、また、重い刈り払い機で悪場の草を刈ったりしてきたので、危険認知度がもともと低いのかもしれません。
 登山者の技量や年齢などを想定するのではなく、この時期は○○を薦めます。と明確に意思表示をする必要があると思いました。

個人的に登山をして印象に残ったのは、最近の22日守門岳でした。旧大原部落までは車で入れましたがそこからは歩きでした。下雪があまりなく時間も4時間半もかかっての山頂でしたが、絶景でした。苦労して登った甲斐がありました。
歩きなれた、200回近く登った守門ですが、この日のためのこの山行きのために1年があったようなそんな気分でした。
 当日は守門か浅草、どちらにしようかと迷っていたのですが、やはり守門山麓で生まれ育ったこともあり、守門を選んだのです。その日、もちろん山頂には誰もおらず、一人占めしたのです。
 ほかに、雪が降るのが遅かったので色んな低山に行きました。低山には低山の魅力があり、とくに春先の花の時期には低山であるからこそ見れる貴重な植物も多い新潟県です。そういった低山との守門浅草ミックス登山という部分も考えつつ、山仲間の案内で行ってきた次第です。

最後になりますが、本年度、当宿利用たいへんありがとうございました。
皆様それぞれ、良いお年をお過ごしくください。



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今年を振り返る②

  気候的なことを言えば、夏は異常と思えるほど暑かったですね。まさに、命の危険を感じるほどの日が何日かありました。
本業ではない別の勤務仕事で河川除草(河川の堤防やコンクリートの法面)というのがあるのですが、8月初旬ごろの暑さはハンパありませんでした。
30分刈ったら30分休まないと無理でした。それも車の中に入って冷房ガンガンにしないととても無理だったのです。ひどいときには1日に4リットルの水を消費しました。ただ、それで水分だけが多くなり、塩分不足で家に戻ってから強烈な足の痙攣があり、これも相当ヤバかったですね。
足の痙攣もバカにするものではありません。足だけならまだしも、全身のあらゆる筋肉ですらも攣ってしまうのですから。
 蜂にもよく刺されました。8月にこの現場でアシナガバチに一匹刺され、後半にクロスズメバチに3匹同時に刺され、そのせいかどうかわかりませんが、しばらく体調不良になってしまいました。
そういう不安もあり、登山道の除草は全く以って自信がありませんでしたが、9月に入ると不思議と体調が良くなり、しかも土日の好天にも恵まれ、担当していた全ルートを終わらせることができました。
 そういった、異常気象などのせいか(ブナは定期的に豊作年がある)山の幸類はことごとく不作で、秋には里に熊が何頭も出没しました。加えて、野生のキノコも不作で、菌ラーには味気ない秋だったと思います。
ただ、暑いのは異常でしたが、雪もそこそこ降り、大雨もなかったので登山口までの道路が交通止めとなる事はありませんでしたが、秋の熊騒動に秋の登山客の足も少し遠のいた感はします。
 今年はそういう意味で、良い年ではなかったのかなという気もしますが、こういう年もあるという事でしょう。悪いことが続くわけではないですから、切り替えていきたいですね。
 あと、もう一回ほど、何か書ける気がしますので、また後日。

今年を振り返る①

 十二支の最終年だった今年です。個人的には、激動だった気がしています。
なによりも変わったのは、今年の冬は近くのスキー場が営業していないという事です。
昭和47年からの営業ですから、ずいぶん頑張ったと思います。来年はどうなるかはまだわからないという事ですが、1年間放っておかれた設備が使えるとは思いにくく、今季で終了というパターンが濃厚かと思います。
 2018年2月下旬に長年の夢だったテレマークスキー指導員の資格を取得し、その年度初めにookumosawaスキースクールを開校しました。
年明けて、営業は今年1月からでしたが、入校者無しに終わりました。これは、ナイター中心や、他の事情とかもあり、厳しい現実を打ちつけられた次第です。しかしながら、現実的にはテレマークスキーというジャンルが一般的でないというのが一番の要因かと思います。また、私本人が元デモとかそういう華々しい実績があるわけでもなく、一介のスキーヤーでしかないわけですから、仕方のない部分でしょう。よって、今年はTAJの公認を受けないこととしました。ですが、せっかく取得した資格ですからもったいないと思い、懲りずに個人的に開校することにしました。未だ近くのスキー場は雪が無く、オープンしていません。一応、1月に何回か予定を組んでいます。
 テレマークスキーはなかなか独学では難しいものがあります。それはアルペンスキーのように、外足過重ではなく、内足過重となるからです。これが圧倒的に違う部分ですね。ですから、テレマークスキーを形だけ真似るとアルペンスキーのように外足過重をしながら、ただ内足のかかとを上げているだけのテレマークスタイルとなるわけです。これだと、パックされたスキー場などでは滑れますが、起伏があったり新雪だったり、もちろんBC などでは歯が立ちません。しかしながらこのテレマークスキーというのは、大変魅力的なスキーなのです。なにしろヒール(踵)フリーという事ですね。アルペンスキーに慣れてしまうと、リフトに向かう時のスケーティングなど、割と難しかったりしますが、これがターンになると本当に自由なんだな、という体感が得られます。最初、履いた瞬間の履き心地というか、その不安定さははっきり言って、ナニコレ!?という感じですが、徐々に嵌ってきますね。とにかく、板を操作する、あるいはスキーにおけるボディコントロールを意識せざるを得ないという、プレイ的な楽しみはアルペンスキーの比ではありません。
まぁ、そんな感じのテレマークスキーの普及というか、そんなアピールが少し足りなかったかな?という気もしております。
あと、スクールとか、学校なんて言うイメージですよね、そういう堅苦しいイメージは良くないですね。先生と生徒とかね、そういう凝り固まった関係ではなく、ラフにテレマークスキーにトライしてほしいなと思います。
 で、タイトルから大幅にテレ談義だけになっちゃいましたが。今年は秋口に熊騒動に湧きたち、当市においても何人かが病院送りになったとか、盛んに報道されまして、そのせいもあるのかどうかわかりませんが、秋の登山客はほぼ無いに等しく(土日の天気回りが悪かったというせいもあるのでしょうけれど)苦い秋ではありました。また、雪も降らずで長い秋となり、今まで行けなかった里山や藪山にも行くことができ、そういう部分では良い面もありました。それぞれの登山道には、それを管理する方々の強い思い入れや愛が感じられ、私もまだまだだなと思い知った次第です。

12/21守門岳 12/22六万騎山~猿倉山

 1週間ぶりのブログです。(詳しいコースタイムなどは本サイトでご覧ください。画像は全く同じものとなります。)
21日は単独で守門岳に行ってきました。
足場は悪いながらも絶景を見ることができ、行って良かったと思います。
苦行の後の褒美はあるものですね。
地元の山であっても、季節ごとの達成感や美しさがあります。

22、昨日は、おなじみの小千谷М氏とともに、六万騎山方面へ。
何の変哲もない里山かと思いきや、長森山というところから激烈な藪を漕ぐこと2時間半。
ようやく猿倉山というところに着きました。
曇ってましたが、八海山も見え、まずまずでした。
低山でも、途中藪などをはさむと意外に充実した山歩きになります。ただ、服装には要注意ですね。

年内にもう一山行ければと思いますが、ちょっと厳しいかも知れません。
もうちょっとしたら、今年の総括でもするとします。


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大白川登山口

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尾根取り付き

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ブナの樹氷

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大池分岐付近

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1382から守門岳

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山頂から青雲岳・大岳

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登ってきた軌跡

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守門岳山頂

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袴腰方面

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自撮り






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八海山に近い方の六万騎山登山口

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六万騎山山頂

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長森山山頂からの密藪状況

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途中の堂平山付近

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猿倉山山頂からの八海山

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小千谷М氏

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猿倉山八合目あたりから下山口まで続いていたおびただしい石仏の数々

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生々しい熊の爪あと

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ゴール

12/14八石山  12/15黒禿の頭

 二日続けての山遊び。
シーズン中は遊びの山にはなかなか行けず、小千谷のМ氏が暇という事で互いに誘い合い、低山を中心にこの初冬は良く歩いた。
淡々と馬鹿を言い合いながら登り、山頂で何かを食べたり飲んだりし幸福感を味わうというもっとスタンダードな楽しみ方である。
わずか、日帰りの小さな旅ではあるが、旅は旅だし、複数で行く山はやはり楽しい。
これが3人になったり、4人になればなおのこと楽しいかも知れないが、やはり2人がベター。
コースの記憶や作戦などを考えると単独がベターではあるが、
今日の黒禿は、大きな熊の足跡があったので独りでの山行きであれば引き返したかもしれない。
雪も思ったより多く、笠倉山への登頂と鳴倉山への周回は断念したが、昨日と八石山もいい山だったし、今日の黒禿の頭も普通に良い山旅だった。
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テレマークスキーレッスンについて

 今年は公認校の許可を取りませんでしたが、個人で実施いたします。
テレマークスキーはアルペンスキーと同様、むしろそれ以上に操作性を味わえる癖になる楽しさです。
自分で脚を動かしてやらないと曲がってくれないので上達のし甲斐があります。
色んな会場でそれぞれ行っています。
是非、チャレンジしてみてください。

様々な登山スタイル 弥彦山編

 昨年も行った弥彦山へ妻と行く。
表参道は混み合い、道を譲ることしばしば。ただ、こういうのがまた弥彦の良さでもあるのだろう。
二週続けて、人気のまったくない山歩きをしたが、弥彦は人だらけであり、これもまたいいものである。
気温も平年より高く、かなり汗をかいた。
 帰路で、野鳥の群れに遭遇したが何だったんだろう?マヒワであろうと思ったが、そうでもないもの居たり。色合いはアトリに似ていたが、割と小ぶりだったようだった。
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10年ぶりの山へ

 朝のうちは雨交じりで、外に出る気力もなかったが、次第に天気が良くなり始めた。
小千谷のМ氏に連絡を取ると行けるという事で、遅い時間ではあったが高鼻山へと向かった。
10年前はかなり明瞭な道であったが、あれから手入れもされず、日当たりの良い尾根筋はかなりブッシュが目立った。
10年前の記憶など、いい加減なもので、コースも大分忘れていた。
 高鼻山周辺の山々は以前にもかなり歩いており、懐かしいと感じた。
帰りは、途中からダイレクトに沢に向かって下ろうと下降し、林道からの延長線上の破線山道に着いた。
そこからしばらく破線を辿り、何処に行くのだろうと確認しに行ったが、途中で道は失われ、帰路へ。
時間が早ければ、小貫山(旧守門村須川地区)にダブルで行きたかったが、破線山道散策に時間を割き、断念。
 雪の季節はぎりぎりまで降らず、長い晩秋の山をもっと歩ければと思う。
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ブナ林の部分はすっかすっか状態
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山頂から毛猛山塊
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三角点
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下りの天然藪(あまり濃くない)