なんだか小雪の気配が

 昨日は三名で個人宅の支障木を四本処理しました。山林内であってもピンポイントで伐採しなければ倒れない場面は多々ありますが、個人宅の近くの木の伐採は特に気を遣います。なので、ちょっとドキドキしました。が無事終了。午後は別の場所の支障木が一本残っていましたが、私は抜けて個人宅発注のシイタケの榾木切りをニ十本伐りました。
 シイタケと言えば、ナラの木に限られますが、最近ではめっきり少なくなっています。これは一時流行ったカシノナガキクイムシが媒介(共生)するナラ菌が木の水分や養分を吸い上げる導管部分を閉塞し、葉を枯らし最終的には枯死してしまうという病態がありました。大白川では十年以上前でしょうか、かなりナラ枯れが発生し、本数も大分少なく田なったのです。
 かつての山林では、製炭が盛んで、あちこちに炭焼き窯がありました。炭に適した材としてナラが最も優れ、次にカタショ(イタヤカエデや紅葉類)やブナでした。ブナは一度切ると萌芽は更新しませんし、新しく芽吹き、長い年月を経て再生という形をとりますが、ナラは途中でカットしてもそこから萌芽が芽生え、再生します。しかし、五十年以上前から製炭は行われなくなり、ナラを切ることがなくなりました。よって更新度も低くなり、ナラ自体が少なったようです。そういうことから、今後の為にもナラはどんどん伐って榾木で使い、更新をするべきだと私は思いますね。木は何と言っても樹勢です。勢いがなくなった老木に虫が集り、それらに負けて枯れてしまうのですが、若い木には樹勢があります。そういう健康な樹木は虫を寄せ付けません。

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