山の話③ 他

 昨日は、1日中だらだら過ごしました。久々にツタヤに行ってDVDを借りてきたのですが、1枚はB級の二番煎じSFもの。2枚目はボヘミアンラプソディー。フレディー役の容姿がイマイチあれでしたが、ボーカルは本人かな?もしそうだったらすごいなと。時代の先端を行っていた曲作り。その昔のビートルズにも匹敵したのでしょうね。役者的には、フレディーの元彼女さんの人や、ゲ〇の男性の方々や、会社?の方々の役者の方の演技が素晴らしかった。内容的には、フレディーの人生というより、クイーンとしての生きざまだったような気がして、◎でした。
 と、らしからぬやわらか系の記事となりましたが、本来私はやわらか系でしたので、こういうモノも好きなのです。

 今日の山のお話ですが、行っている登山道整備について少し書きます。
 私が現在行っている作業は、山開き前(今では特に山開きというイベントは旧入広瀬地区では実施しておりませんが、おおむね6月下旬)に、守門岳大白川登山道布引登山道・浅草岳ネズモチ登山道、ムジナ沢から桜曽根経由で山頂まで、山頂から六十里登山口まで。これらのコースを実施しています。整備の内容は登山に邪魔になる支障木や倒木の処理、補助ロープのチェックと修理、道標の埋め直し、植生保護ロープの設置など、雪消えのタイミングもあり植生保護ロープは一度に張れません。さほど問題がなければおよそ3日で終わりますが、大木などがあったりしますと、5日ほどかかってしまいます。また、雪が解け、各登山口まで車が入れるようになると、各登山口にはそれぞれトイレや管理棟がありその管理も始まります。浅草岳ネズモチ登山口には大駐車場と管理棟とトイレがあり、その見回りや清掃などを定期的に行う必要があります。特にヒメサユリ鑑賞の時期にはたくさんのハイカーが訪れトイレはかなり汚れますので、清掃頻度を少し短くして対応する必要があります。
 山開きを行い、7月に入るとほぼ各所の残雪は消えます。そのタイミングを見計らい、雪で張れなかった湿原のロープを張ります。これを張ることで、一応春の整備は終了となります。
 8月ごろになると、今度は別な役所の部署から田代平の林道の除草と木の根峠から鞍掛峠までの除草委託があります。ただ、この箇所は大変単価が逆リーズナブル(笑)で、率先して行いたくない地域なのですが、ずっと私が実施しています。
 登山道整備のほか、山に関わるボランティア的な仕事をいくつか依頼されておりまして、ひとつが自然環境保護員業務というのがあります。これは新潟県全域の各地区にそれぞれ人員が配置されており、魚沼市ですと、旧守門に1名、旧入広瀬に1名、あとは旧湯の谷や旧小出に数名といった感じで配置されているようです。
 私の担当山域は浅草岳・毛猛山・田代平の3か所で、年間その地区を適度に分割してパトロールや整備を行いそれぞれ報告書を提出する義務があります。ただ、毛猛山にはなかなか行くことは至難の業ですから、現在ではあまり足を伸ばしておりません。毛猛山塊として、せいぜい足沢山界隈に足を伸ばす事ができれば精いっぱいという感じです。そういう仕事を年に10日以上実施します。もう一つの仕事は文化物としての天然記念物カモシカの調査です。これは聞きとり調査2回含め全部で8回実施が義務付けられています。カモシカのおおよそのテリトリーの調査や食害、食痕、難しいですが単体の特徴調査などを行います。これらの調査や保護の仕事もあり、なかなかフリーでの登山というのは無雪期には難しくなるのが現状です。
 9月に入り、登山道の除草作業が本格的にスタートします。私の担当は守門岳大白川登山道と布引登山道・浅草岳ネズモチ平登山道と六十里登山道です。なお、六十里登山道は、吹き峠分岐から六十里登山口までの間は電力会社の作業道と被っているため、電力会社管理となっています。その他の登山道は民宿旅館組合が作業を分担して行っていますが、いろいろあって私の担当作業区域が一番多くなってしまいました。これに、おおむね10日ほどかかります。
 山開き前の登山道整備は登山道チェックと植生保護ロープの設置がメインとなるため、さほど精神的負担はありませんが、登山道除草は精神的にも重いものがあります。ザックの中には燃料・工具・雨具・食料・救急用品など最低限の必需品は備えておかなければなりません。それを背負ったうえでの刈り払い機作業ですので、気も重くなります。しかしながら、苦行のあとの山頂到達は言葉にならない爽快感があります。山頂まで行かず、初日はおおかた途中で刈り払い機をデポすることが多いのですが、それでも作業が終わり山を後にする爽快感は言葉では言い表すことができないほどの達成感が生まれます。まさに、苦行後の喜びを得たいがためだけにこんな辛い作業をやっている気がします。
 私は色んな仕事を掛け持ちしていますので、なかなか天気が良い日だけ狙って作業ができません。時には雨の日もやらざるを得ない場合もあります。そういう時にも作業を終わらせ、帰路に着くときの解放感は良いですね。あらゆる景色が美しく、山に包まれていると感じてしまいます。
 登山道除草は工期が9月末ですから、10月からしばらくは自然環境保護員業務を行ったり、タイミングが合えばフリーでどこかの山に出かけたりします。ただ、フリーで行楽登山ができるのほぼ1日程度で、あとは家業の八十里越えツアーなどの下見やコースガイド。月末には登山道の店仕舞いが始まります。小さな道標を抜いてナイロン袋に入れ、倒して重しなどを載せておきます。植生保護ロープは鉄筋棒をロープごと抜いて倒伏。
 登山道整備と除草、その他の管理が終わると11月10日頃になります。ネズモチ平の管理棟掃除を行い、市職員から締めを行っていただき、すべて終了となります。あとは、雪が降るまで、あるいは雪が降っても行ける山域や条件などがあれば、自然環境保護業務で各所をパトロールするといった感じの1年となります。
 その後しばらく暇があるので、雪の心配がなければ里山を中心にフリー登山を楽しむというサイクルになっています。

このように、登山道整備蘊蓄を他者に語ると「大変ですね」などという事が必ず帰ってきますが、考えてみれば「好きでやっている」という事かと思います。そうですね、今度「大変ですね」と言われたら「好きでやってるんで」とかわしたいと思います(笑)。

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この記事へのコメント

あさい
2020年03月30日 05:19
気持ち玉、ありがとうございます。