山のはなし①(山菜採り&キノコ採り) その他

 昨日は、勤務仕事で浅草地区の公園の雑務でした。ニシキギという鑑賞木の冬囲いを撤去したり、園内のブナの風倒枝などを処理したりと、気候も暖かくのんびり仕事ができました。破間川のダム湖ではマガモががーが―鳴いていて、そろそろ北へと移動するための会合でも開いていたのでしょうか。時勢は大変な時代になっていますが、昨日の天気はそんな不安も打ち消してくれるような暖かさでした。

 スキーの話を五十日に渡って投稿してきました。今回からは登山を含め山の話をしていきたいと思います。
 本日は第一回目として山菜採りとキノコ採りについて書いてみます。一般的にこれらの行為は、イメージとして、ユルい感じがするのではないでしょうか。どこか牧歌的で気楽なイメージがあろうかと思います。確かに場所や地域によっては、道端の野の草を摘むのも山菜採りと言えましょうし、丘の松林でアミタケのようなキノコ採りをするのもありです。
 山菜は山に行けばどこにでもにょきにょきと生えているのではなく、生息する適性な場所があるのです。特に沢筋や比較的平らな所など様々です。
 道端で採れるものとして、フキノトウ・ワラビ・ミツバアケビなどほかにもありますが、沢筋を好む山菜は大量に採れることもあります。かつて、日帰りの食事も提供していた頃、山菜そば定食などもメニューにあったので大量の山菜を保存しておく必要がありました。保存できる山菜としては、クサソテツ(コゴミ→以降コゴミと記述)・ゼンマイ・ワラビ・ウド・アザミ・ミツバアケビ・フキノトウなどがあげられ、それぞれ塩漬けや冷凍で保存できます。この中で沢筋を好む山菜はゼンマイ・ウド・アザミ・長期保存ができないオオバギボウシ(ウルイ→以降ウルイと記述)などがあります。急峻で足場の悪い場所をトラバースしたり、危険という尺度では一般的登山の比ではありません。
 悪い場所のトラバースでは、何か他の草や木につかまりながら進行するわけですが、時に何も掴まるものがなく、気が付いたらセミ状態になっていたという事もあります。これからの時期に、山菜採りで事故や遭難などの記事が相次ぐのは、道なき道を行き、滑って滑落しケガをしたり、方向を失ったりと様々な事故があるようです。さらに、高齢者が山に入る場合が多く、身体能力の低下した年代であるという事も事故の主たる原因となっているようです。 
 最近の私の山菜採りでは、まず恐怖を感じた斜面には立ち入らないという事です。ここで落ちたらケガは必至、という斜面にはいかないという事ですね。また、急な斜面であっても、安全に自分の体を確保できる木などがしっかりしているかという事を十分に確認します。灌木の中にアブラチャンというモクレン科の樹木がありますが、これは大変枯れやすい木であり、うっかり掴まると折れてしまいます。掴まる対象の木の根元がぐらついていないか、枯れ枝でないかを注視する必要があるでしょう。木であっても、生えてまだ何年もたっていない木は、うっかり掴まると根こそぎとれる場合もあるので要注意です。また、草につかまる場合も要注意です。草は脆く、掴まる対象としては不適ですが、ゼンマイの呆けたものは根元が堅固であることから利用頻度は高いです。

 キノコ採りは最近は全くと言っていいほど行っておらず、八十里越えの際に山道近くに出ているものを必要があれば採取するといったレベルになっています。 
 キノコ採りに夢中になり始めた頃はもっぱら藪の中のキノコでした。サクラシメジやムラサキシメジ、ホウキタケ・シシタケ・ヌメリササタケの類など、ナラの灌木の中にそういう種類が出ていて、藪の中を潜り込んでは楽しんでいました。一方、木に出るキノコは深山のブナの大木の立ち枯れや風倒木の五年以上経過したものなど、そういう環境を求めて歩いていました。
 このように、キノコも山菜も山に行けばどこにでも生えているというものではなく、生息環境が特定されます。何回か実際に山菜を採ったり、キノコを採ったりしているうちに、何となくキノコがありそうな森だな、とか、ウルイやコゴメがありそうな地形だなとかわかるようになってくるものです。

 今回のこのテーマは、あくまで私自らの体験ですから、読み物として捉えてください。各地区で、それぞれ山菜採りやキノコ採りが禁止されている地域が多々あります。無断に入るようなことは決して許されるものではありません。
 ということで、今回から再びシリーズものを開始いたしました。山の話という事で、一回目は山菜やキノコについてがさっと経験などを書いてみました。

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この記事へのコメント

鰤鯛鱒鮎
2020年03月27日 07:56
 山菜採りで一番罪が軽いのが「道端の木の芽摘み」かな。アケビはどんどん繁茂するし、その多くはツキノワグマやタヌキ、テン、野鳥などが一旦アケビの実を食べてフン(糞)として排出された場所から成長している訳で、まあフン経由という事情を知らずに採っている人が大半でしょうから、のどかなものですね。
 他県では「入山料」を徴収して山菜採りが出来る場所もありますが、新潟県内ではほとんど無いように思います。この冬は記録的少雪でしたので、奥山の沢筋の雪渓が、深々と穴をあけている場所もありそうで、「地元財産区による禁止看板」を無視して入山した人が転落・遭難する事案も懸念されますね。
あさい
2020年03月28日 05:13
鰤鯛鱒鮎さん、おはようございます。
今年は雪の消えも早く、もう来月あたりから盛ん山に入る人も増えることかと思います。ただ、雪がほぼ無いので、一旦土の上に出てしまうと、ぐんぐん伸びて硬くなり、分枝も多く苦い山菜が多いことでしょう。
木の芽摘みは昔一日中やったことがありますが、とても根気のいる作業です。しかし、細いのでいくらも採れませんね。
あさい
2020年03月28日 05:13
気持ち玉、ありがとうございます。