もろもろ&机上レッスン㉒

  4年に一度の閏年で、2月29日の最終日となりました。個人的も、世界的にもいろんなことが起こり、激動の年という気が致します。しかしながら、時間は刻々と過ぎ去り、それにあわせて淡々と生活が営まれ、私たちは日々生きていくということが勤めとなります。
 今日と明日で、一応外部への出向勤務は終了となります。小雪で予定の就労日数には到底及ぶものではありませんでしたが、ストレスも半端なく、内心少しホッとしています。


昨日の記事で、今回は切り替えをテーマにするという事で書きましたので、少し触れておこうと思います。
 一般に初心者から中級者レベルの方にお伝えするのは、ターンの後半にかけて脚を曲げ、次のターンに行く時は足を伸ばして入っていく。これがほぼ、一律の教え方だと思います。そして、曲げから伸ばしタイミングで抜重を行う、というものです。
 抜重を行うことでスキーの雪面へのプレッシャーが薄れ、次のターンに入りやすくなるという理論です。これはパラレルターンにおいて、特に有効な動きとなります。一方、曲げ伸ばしのタイミングで伸ばしながら抜重を行うと、条件の悪い場所では失敗してしまうという欠点があります。主に凸凹斜面や、新雪を多くの滑走者が滑り、大変荒れた状態の斜面です。
 この動きを、抱え込み、あるいはベンディングとも言います。若干違う部分もありますが、要は、伸ばし押し出しで次のターンの入るのではなく、曲げながら次のターンに入っていくという動きとなります。これを意識することにより、切り替えの部分ではしっかりと次のターンの準備のためにスキーに圧力を加えている、という状態になっているわけですから、切り替えの際にスキーに対してプレッシャーを与え続けるという状態を維持できます。そして、曲げで切り替わったエッヂを今度は伸ばしで押して側圧を捉えていくことになります。
 実践斜面の中での、こういう動きは必ずと言っていいほど有効な技術です。中級者から上級者へステップアップするためにもこれらはマスターしておきたい技術かと思います。

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この記事へのコメント

鰤鯛鱒鮎
2020年02月29日 07:28
 高校生の頃、少ない小遣いの中、スキージャーナルを愛読していました。切替と抜重は当時から重要なテーマでしたね。悩んだのは、スキー場の圧雪環境だと通用する理論が、家から見える「あの真っ白な裏山(越後の腐れ雪)」を滑りたい自分にとっては、限定条件での理論だった事です。何しろ小中とスキー部だった自分でも越後の腐れ雪は「曲がらない」「止まらない」のカッパえびせん?状態。

 それでも試行錯誤を重ねて編み出された「裏山スキーのターン技術(笑)」が「後傾伸び上がり抜重&エアターン(空中切り替え)」です。悪雪の中で滑走スピードを上げると雪面抵抗が増し、これに後傾による迎角と伸び上がり動作を与えると「ふわっ!」と水上スキーのようにスキーが雪面から(一瞬)離陸します。このタイミングを活かして「空中で切り替えとバランス調整」を行います。大切なのはスキー真下の雪面抵抗をしっかりと2本のスキーで感じながら「滑走スピードを上げ」、その「抵抗を離陸の足場」として「コンパクトな離陸」を行う事と、「エア中のバランス保持」。そして「自然なアンギュレーション」。ターンリズムはミドル(中)かな?でもこれ、BCの間口を広げた「現代のファットスキー」では無用の昭和時代の技術かも。それでもそのうち業界の都合で「乗り手を選ぶスリムスキー」が流行るかも知れませんからね。

 また悪雪急斜面で有効なのが、テールジャンプターン。スキートップは雪面から(あまり)離さずに(フォールラインへのダイビング姿勢を保持)、スキーのテールをショートジャンプで持ち上げながら(ヒザの曲げ状態を保持したままコンパクトに!!)、スキーを振って切り替えます。アルペンで滑る越後駒の小屋下や守門黒姫の袴腰なんかはこれですね。
 パウダーの条件であれば、教科書的には滑りが破綻しないように「フラット踏み」で滑るのでしょうけど、プラブーツのテレマークでするエアターン(空中切り替え)も気持ち良いですね。

さて、今シーズンは少雪でゲレンデスキーはほとんどしてないので、「一般スキーヤーの方」の滑り方ってどんな?と思い、検定の様子を動画で見てみました。

https://www.youtube.com/watch?v=dc15u-r0hUE

2級を受験しているんでしょうかね?皆さん一生懸命なので無責任なコメントは出来ませんが、スキーの上手下手はやっぱり一目瞭然ですね。上体がローテしてますよ・・とか、後傾ですよ・・とか、スキーに加重できてませんよ・・とか、スキートップが逃げていますよ・・とか色々な感想が出てきますが、口にチャック。裏山スキーヤーの自分にはちょっと遠い世界かも。
asai
2020年02月29日 18:02
 鰤鯛鱒鮎さん、こんばんは。
自分はスキージャーナルのほか、スキーグラフィックなども読んでましたが、社会人になってからの事です。
 昔の基礎スキー教程というのは、競技スキーから技術的な部分を切り取ってそれを中央研修会などで行い、主任講師はそれを持ち帰り、私たち一般指導員に伝えるというシステムでした。
 しかし、今から考えると????のようなテーマが多く、ピボットターンの導入練習という事で、谷開きばっかりやっていた記憶があります。谷開きも谷スキーに角を立て、その反動で次のターンに入っていくというスタイルはもっと後になってからで、当時は谷のスキーに腰を乗せ、フラットにしておいてから谷スキーからエッヂを切り替え次のターンに入っていくという、奇妙なメソッドでした。今でも謎ですね、この理論は。
 昔も今もそうですが、基本、おっしゃるように整備されたパックバーンを対象にしているため、なかなか応用が利かないですね教程主体だと。

sさんとか、私のようにいろんな斜面に入り色んな雪質を経験してますと、それぞれのスキー技術の引き出しがどんどん多くなり、状況に応じたものを引き出して対応できるようになりますが、先ほど見させていただいた動画などを見ると、まず言えるには乗れていないという事に尽きると思います。
乗れないのに回さなきゃなりませんから、体を振ってスキーを動かすので余計にバランスが崩れるという結果ですよね。雪もザラメの割とむずかしめだとは思いますが、ワンパな滑りだけをされているとこんな感じの滑りになるのではないでしょうか。もっともっと地味な基礎練習を行えばレベルは単純に上がってくるかとは思いますが。

今は本当に用具が良くなってますから、中級者でもカービングターンができる時代です。しかし、我々のようにメーター物の板を履いた時代を経験したスキーヤーは、やっぱりいろんな斜面に強いと思いますよ。
浅井
2020年03月01日 04:58
気持ち玉、ありがとうございます。