心の中に雨が降る

昨日は終日雨降りであった。
全く外に出ず、1日家の中に居て時折仕事をし、結構ゆっくりしていた。
梅雨の時期だから、天気が悪く雨なのは仕方ないのだが、雨が芯まで入ると気分が悪い。
気持が高揚することは全くなく、ただ、沈んでいるわけでもなかった。
雨降りの1日に身を任せ、心まで浸っていた気がする。
 今日の朝は、比較的晴れていて、少しは良くなるのであろうかと思わせるような天気だったが、また重苦しい風と共に雨がばらばらと叩きつけている。
しかしながら、土日と天気は回復するようで、登山のお客さんもキャンセルにならずに済むようだ。
お客さんの予約がない時期には、ことごとく土日の天気は悪くなっていたが、予約がある時には不思議と天気に恵まれ、助かっている。

 昨日、古いテープを聴いていると、長男が2歳位の頃のテープがあった。
『練って美味しい煉るネルねるね』というお菓子の宣伝の文句とか、機動刑事ジバンだったかな・・・そこら辺のテレビを見ながら、彼が一生懸命語ったり、歌ったりしている声をとった物だ。
発音がはっきりせず、幼児特有の声で延々としゃべり続けているテープである。
コマーシャルの宣伝文句も全て覚えていて、一緒にテレビとしゃべっているのだ。
今から20年前のテープである。
30年前のテープでさえも残っているのだから、結構もつものである。
それをずっと聴いていると、捜していた音源が流れてきた。
30歳の頃、創ったオリジナル曲のナイトと言う曲が無くて探していたのだが、突然そのテープの中に入っていた。
当時は、既にバンドは解散していて、フォーク時代に一緒に組んでいた仲間と打ち込み・カシオトーン・ギターと言う機材だけで音を作っていたのだが、自分なりに良い仕上がりだと思っていた。
 長男は今22歳。もう大人になり、昔の幼児の面影は全く無い。
しかし、このナイトと言う曲は、時代を経ても代わることが無く、存在していた。
成長するものと化石のように取り残されていたもの。
これれが一緒のテープに収まり、静かに眠っていたのだ。
 自分が親として、ろくな親ではなかったという自責の念と、一方ではそうではない自分と・・・・。

 今日の画像は、最初で最後?の北アルプスです。
2002年9月3日~fさん・kさんと3人で北穂~奥穂~前穂~重太郎道を経て元に戻りました。
fさんとは、色々と毛猛や毛猛~銀山平までの苦行登山なども一緒に行っていただき、随分と世話になった方です。
 このときの穂高は大変景色も良く、こんな穂高は滅多に無いよと、良く穂高に通われている方から言われた事を思い出します。
ブロッケンや雲海・・とても素晴らしいと感じました。
ただ、直ぐ傍にはヘリが行き交い、小屋では生ビールが飲め、一種テーマパークのような雰囲気も感じてしまいました。
イイ山に間違いはありません。
ただ、このルートを真冬に登ることができれば、超超超エキスパートなのでしょう。
ただ、自分のように道具をそろえることが出来ぬ人はトライさえも出来ないでしょうね。

fさんのサイトです。
かなりえぐい山をやっています。
http://www.pavc.ne.jp/~fuuta/

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